大上さん
のうた一覧
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蜘蛛の巣と苔の盛りな屋根瓦灼かれ濡らされ塗さえ剥がれて
平成二十九年三月十四日
7
日差しや雨などを防ぐという役目を...
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宵の口清水坂の賑はひもはたと潛めてよりも雅に
平成二十九年三月二十三日
7
清水寺、何度行っても良いところで...
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とこしへにひらき散りゆく老櫻は日を追ふごとにまた役を斬る
平成二十九年三月二十五日
7
桜として熟練した生き方を刻むその...
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地海橋驅けに積もりし道程は今に後ろの白狼は亡く
平成二十九年三月二十九日
7
幼少より父、犬とともに早朝走った...
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夕の刻八雲間に間に天を染め地水平薙ぎ潮へ彩る
平成二十九年四月十四日
7
司馬遼太郎著「関ヶ原」中巻より ...
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若稻に田水さざめく通り風西日の紙へ紋の彩り
平成二十九年四月二十九日
7
夕方 日光を受けて白く煌めく田ん...
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待ちに待ち日毎滿ち往く月輪を盃に落として一息に干す
平成二十九年五月八日
7
日本酒に合う最高の肴 なみなみと...
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蚊と共に猫に沸きたる蚤どもよ風を愛づこと塞くことなかれ
平成二十九年五月二十八日
7
この時期に発生する蚊と蚤は煩わし...
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朝涼み炎熱踊る昼先は進む日毎に舞ひ狂ふかな
平成二十九年五月二十八日
7
充分暑いこの季節も盛夏のそれには...
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紫陽花よ落ちる樣には隆盛の夏もうつろひ殘暑消えゆく
平成二十九年九月七日
7
落下する紫陽花はいち早く季節が変...
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小道にも耳を澄ませば夏夜蟲月は出でねど淡く重ねば
平成二十九年九月七日
7
雲を透過する淡い月明かりに照らさ...
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幾年も畑に坐る我が祖父よ変はらぬ時を長く願つて
平成二十九年九月十日
7
年を追う毎に細くなっていく祖父は...
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歌を詠み自転車をこぎ筆を取る落ちた浮き世も惡く思へず
平成二十九年九月九日
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飢えず、身の危険を感じず、不便も...
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川岸にそよぎ漕ぎだす赤い船彼岸の花よ細雲の海
平成二十九年九月十五日
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秋雲の広い海を航海するようにその...
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木群滝注ぐ光と清水と渦巻く川に苔の靜寂
平成二十九年九月十五日
7
森の奥に絶え間なく流れる小さな滝...
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燈り過ぎ道に頼りの月は無し心細くも暗に染み入る
平成二十九年九月十八日
7
夜中に出歩くと月明かりが道筋とな...
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猛け昇る雲の上部に一筋の今日を隔てる夕の残り日
平成二十九年九月二十六日
7
大きな入道雲の最上端を照らす夕日...
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宵空に紅緋重なる尾を引いて下弦を渡る鉄の白船
平成二十九年九月二十六日
7
夕日の残る空 飛行機雲の色が刻々...
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れいの日に朝を迎へたあの猫も無數の道をひとつ違へば
平成二十九年九月二十八日
7
今朝、道路、猫が車に轢かれて死ん...
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珈琲を傾け惱む學業を松の羽蟲は嘲笑ふやう
平成二十九年十月一日
7
自分が必死になって取り組んでいる...
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