大上さん
のうた一覧
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連な蟻池の間際を掠め取り前後倣ふて列に殉ずる
平成二十九年五月八日
8
長い列を作る蟻たちは個を重んじら...
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ふと見れば春も終はりへ漕ぎつつも夜の靜寂を賑やかしけり
平成二十九年五月八日
9
冬夜の静けさも懐かしく成る程様々...
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呑む程に宵の宴は熱を増し最早逃れぬ二日酔いへと
平成二十九年四月三十日
8
呑んでいる最中はとても楽しく、翌...
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卯月夜に細く伸びたる下限弓幽か朧ぎ葉櫻に映え
平成二十九年四月二十九日
11
満月も良いものだが僅かな月の光に...
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春深しやうやく出づる蟲たちは夏の日射しをまだに知らざる
平成二十九年四月二十九日
8
続々と湧いてくる虫たちはまだ四季...
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若稻に田水さざめく通り風西日の紙へ紋の彩り
平成二十九年四月二十九日
7
夕方 日光を受けて白く煌めく田ん...
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夏近く聞こゆ心地ぞ朧蝉一つ数へば堰を切るやう
平成二十九年四月二十八日
11
今年も一番蝉を待ちわびる季節が近...
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よたよたと巣立つその日よ雀の子翔ける親とてその頃は在り
平成二十九年四月二十七日
9
親鳥は子雀たちを立派に育てあげ、...
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道の途にくどく煩ふ蚊柱も代を紡ぎて命を惜しまづ
平成二十九年四月二十七日
11
散歩中の蚊柱はなんとも邪魔なもの...
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梅雨を過ぎ紅葉舞ひ朽ち雪も溶け櫻流れる世を待ちにけり
平成二十九年四月二十七日
6
どれも美しい四季の風情も桜に及ぶ...
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温を増す地花吹雪に笑む子らよ際の泪を別れ惜しまじ
平成二十九年四月二十六日
12
最後の舞台をたんと見ておやりなさ...
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凪の夜に花を卷き上げ渦む空朽ちの間際に月を撫で描く
平成二十九年四月二十六日
9
花弁として生を全うし、地面に落ち...
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幽林をくねる小道のその先で搖らぐあの日は夢やまぼろし
平成二十九年四月二十四日
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古めかしいその道の先で少年時代の...
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芽吹く枝と露天の舟に寄り添ふて続く世代に名殘葉の川
平成二十九年四月二十三日
8
新しく産まれる葉っぱを祝福し、役...
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野旋律初し緑に雲雀らの紡ぐ音色に重む日射しよ
平成二十九年四月二十一日
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春の穏やかな日々はまるで調律され...
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草花の照りし陰には土の功雨を除きて譽むる者無し
平成二十九年四月十九日
9
何事にも陽の目を見るものと其を支...
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我が憂ひも醉ふて見上ぐる春の夜に掛かる願ひの數に及ばず
平成二十九年四月十七日
11
仰ぎ見る夜空、星々は現在に至るま...
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浮き常よもがく心に潮騒の染むる狭間ぞ夢に消ゆ月
平成二十九年四月十七日
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悩ましい今の世、図太ぼろな心に染...
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国を越し荒れ陸風は我が前へ永い旅路の程も知らずに
平成二十九年四月十五日
8
旅立つことを喜ぶような雄大な風切...
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夕の刻八雲間に間に天を染め地水平薙ぎ潮へ彩る
平成二十九年四月十四日
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司馬遼太郎著「関ヶ原」中巻より ...
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