大上さん
のうた一覧
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縁側の母の膝にて猫が寝るゆたりくつろぎ喉を鳴らして
平成二十九年九月二十七日
9
飼い猫は飢えることもなく穏やかな...
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秋深し宵に越された夕立の流す涙は空を清めて
平成二十九年九月二十七日
8
過ぎ去った夏を悲しむように夕方の...
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すぢ雲よまだら鱗へ流れども蒼く染まらず空を漂ふ
平成二十九年九月二十七日
12
すじ雲が鱗雲の方へ引き寄せられる...
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宵空に紅緋重なる尾を引いて下弦を渡る鉄の白船
平成二十九年九月二十六日
7
夕日の残る空 飛行機雲の色が刻々...
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猛け昇る雲の上部に一筋の今日を隔てる夕の残り日
平成二十九年九月二十六日
7
大きな入道雲の最上端を照らす夕日...
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蓙を敷き愛づる瑞星蚊を打てど耳に群がる煩はしさよ
平成二十九年九月二十日
6
ござをひいてひとり星見をしている...
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燈り過ぎ道に頼りの月は無し心細くも暗に染み入る
平成二十九年九月十八日
7
夜中に出歩くと月明かりが道筋とな...
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薙ぎ狂ひ外に荒ぶる轟風も次の朝には澄みし秋晴れ
平成二十九年九月十八日
11
夜中、雨風の余りの煩さに起きまし...
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競り負けも未來の血となり肉となり凱歌奏する采となるらむ
平成二十九年九月十八日
6
一見いたずらに時間だけを消費しな...
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木群滝注ぐ光と清水と渦巻く川に苔の靜寂
平成二十九年九月十五日
7
森の奥に絶え間なく流れる小さな滝...
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川岸にそよぎ漕ぎだす赤い船彼岸の花よ細雲の海
平成二十九年九月十五日
7
秋雲の広い海を航海するようにその...
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幾重過ぎ月日此の地を違へども蝉から鈴へ又変はりゆく
平成二十九年九月十四日
8
何もかもが過去と異なってしまった...
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引き潮に河と海とを隔てゆく移る潮に星空の道
平成二十九年九月十四日
10
海面をよく観察すると「道」を見つ...
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足元へ伸びる獻燈松の影縁に腰掛け池を肴に
平成二十九年九月十二日
5
夕方縁側で一杯やっていると先程ま...
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艷やかに染まるもみじを待ちわびる今年の秋を間近に感じて
平成二十九年九月十一日
8
紅葉狩りは刈って食べるわけでもな...
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涼み座す暮れの竹林蟲の声仰ぐ闇とて変はる辺に消ゆ
平成二十九年九月十一日
6
おそらくこの虫たちは長くても冬に...
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鳥居よりすすき野原を垣間見て雲に移ろふ宵の殘照
平成二十九年九月十一日
11
今日の役目を終え沈み行く日は雲に...
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幾年も畑に坐る我が祖父よ変はらぬ時を長く願つて
平成二十九年九月十日
7
年を追う毎に細くなっていく祖父は...
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玉兎滿ちるさかづき永る星曇に呑まれど雅ともいへ
平成二十九年九月十日
8
風の赴くまま曇に隠れたり出たりす...
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盛夏過ぎ宵の簾に鳴く蝉よ今日も不思議な縁を紡いで
平成二十九年九月九日
8
何もかもが異なる僕とすだれにとま...
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