滝川昌之さん
のうた一覧
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かくれんぼ逃げた気配に振り向けば見つけてくれと遅き秋桜
令和二年十月三十一日
23
こんばんは。 『最後まで...
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小望(こもち)ならぴたり寄り添う子を褒める月に並んだ火星の方を
令和二年十月三十日
20
こんばんは。 『小望月』...
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地層化し箪笥に眠るフリースの発掘作業は初霜の朝
令和二年十月二十九日
26
こんばんは。 北国盛岡から...
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編む妻の温みよ届け三度目の一人の冬に向かう息子へ
令和二年十月二十八日
23
こんばんは。 何を編んでい...
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かぼちゃ色の夕陽に暮れる街中でコウモリたちがねだるキャンディ
令和二年十月二十七日
18
こんばんは。 本日、代休で...
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膝に居て門前に居てやがて吹く北風に入る小僧は忙し
令和二年十月二十六日
21
こんばんは。 プロ野球のド...
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幾重にも稜線ごとの濃淡に色づきうすく蒼き秋山
令和二年十月二十五日
19
こんばんは。 晩秋の澄んだ...
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来年の手帳が書店に並んだら 第四コーナー ラストスパート
令和二年十月二十四日
20
こんばんは。 散歩の途中に...
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競い合い真似てはみるが近づけず入り日の母さん見上げるコキア
令和二年十月二十三日
15
こんばんは。 ひたち海浜公...
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群れまいと固持するごとく高啼いて気高き百舌鳥の心緩めよ
令和二年十月二十二日
30
こんばんは。 秋の深まりと...
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朝陽受け真鯛色したうろこ雲 恵比寿様なら釣りたき美空
令和二年十月二十一日
21
こんばんは。 今朝の出勤...
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冬用の入浴剤は固まって去年の冬の湯気残しおり
令和二年十月二十日
20
こんばんは。 秋冬に使う、...
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最初から取り分けられた寄せ鍋にコロナ解雇の奉行淋しき
令和二年十月十九日
13
こんばんは。 何もかもセパ...
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春先に新米だった同僚が慣れたお辞儀で頭を垂れる
令和二年十月十八日
13
こんばんは。 もうひとひね...
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全身の生命力を伝え来て赤子の握る吾の指熱し
令和二年十月十七日
20
こんばんは。 産休中の同僚...
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見えるけど口は出さずに手も貸さず失敗させてはそこに寄り添う
令和二年十月十六日
14
こんばんは。 カテゴリーを...
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ヘリウムガス吸ったがごとく裏返り第一声でどじるプレゼン
令和二年十月十五日
17
こんばんは。 ベテランとな...
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身長が縮んでしまう程でかい荷物を部活の下級生らは
令和二年十月十四日
13
こんばんは。 感染症対策...
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ドングリをむさぼる栗鼠のホッペタの小刻み止まず幸せいっぱい
令和二年十月十三日
13
こんばんは。 自宅近くの『...
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物分かり良さげに沈む秋の陽よ粘れば叶う恋もあるのに
令和二年十月十二日
22
こんばんは。 短い時間なの...
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