滝川昌之さん
のうた一覧
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勾玉のごときイヤホン若者に太古の風は何を語るや
令和二年十一月十六日
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こんばんは。 ワイヤレス、...
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耳の裏やっと届いて長年の敵のごとき白髪ひき抜く
令和二年十一月十五日
14
こんばんは。 情報番組に触...
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会食の予定の入らぬこの年の空の手帳に迫る歳の瀬
令和二年十一月十四日
18
こんばんは。 今年は、『忘...
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焼売をシウマイと書く横浜の異国情緒はそんなところに
令和二年十一月十三日
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こんばんは。 日本ではシュ...
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「ミシン目」は縫った糸目の形にて「切り取り線」との真逆意を得る
令和二年十一月十二日
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こんばんは。大学生の次男が、ずっ...
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遠吠えは痩せ犬にして冷え込んだ欠ける月夜の路地裏にある
令和二年十一月十一日
18
こんばんは。 たまに来る、チャ...
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ゆく秋が名残惜しげに急停止ブレーキランプごとき入日よ
令和二年十一月十日
16
こんばんは。 まだまだ西空...
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懐かしき焚火の匂い風下の南の刈田追われるスズメ
令和二年十一月九日
14
こんばんは。 散歩中の田園...
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レフ板を従え歩く女優ごと晴れ着七歳一族連れて
令和二年十一月八日
17
こんばんは。 近くの神社か...
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山からもこちらが綺麗に見えますか澄んだ空気に見上げる吾が
令和二年十一月七日
13
こんばんは。 空気が澄んで...
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洗いもの苦にはならぬとクリームを塗る妻の手に霜降るなかれ
令和二年十一月六日
12
こんばんは。 家事は風呂場...
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丸薬のごとく大事に抱かれて一粒種はオシロイバナの
令和二年十一月五日
15
こんばんは。 『オシロイバ...
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メールにも行間はある無理をして叔父が挿んだ絵文字などにも
令和二年十一月四日
17
こんばんは。 投稿の拙歌にはま...
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絵画館 中の展示に加えたき外の銀杏が描く黄金色
令和二年十一月三日
18
こんばんは。神宮外苑の秩父宮ラグ...
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子の熱をおでことおでこで測るとき行き来するのは別の温みも
令和二年十一月二日
13
こんばんは。 一昔以上前の...
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デキャンタに移し替えては朝食にオレンジ色を注ぎ足したくて
令和二年十一月一日
17
こんばんは。 紙パックから...
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かくれんぼ逃げた気配に振り向けば見つけてくれと遅き秋桜
令和二年十月三十一日
23
こんばんは。 『最後まで...
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小望(こもち)ならぴたり寄り添う子を褒める月に並んだ火星の方を
令和二年十月三十日
20
こんばんは。 『小望月』...
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地層化し箪笥に眠るフリースの発掘作業は初霜の朝
令和二年十月二十九日
26
こんばんは。 北国盛岡から...
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編む妻の温みよ届け三度目の一人の冬に向かう息子へ
令和二年十月二十八日
23
こんばんは。 何を編んでい...
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