滝川昌之さん
のうた一覧
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校庭で奪い合うのは融け残り 手袋濡らして子は雪が好き
平成三十年一月二十四日
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こんばんは。 だいぶ融けて...
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給水のランプが点いて停止する加湿器を見る老いの早朝
平成三十年一月二十七日
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こんばんは! 半分は文字の...
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雪道に両手が空けと子に借りたリュックに遠き君のぬくもり
平成三十年二月二日
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こんばんは! 今朝は雪の中の出...
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恒例の予算執行年度末おかげで道路はつぎはぎだらけ
平成三十年二月二十一日
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こんばんは! 市内のあちこ...
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「春だよ」と叔母を起こして花の咲く頃の墓参の日取りを選び
平成三十年三月七日
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こんばんは! 今日、三月七日は...
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春障子 庭木に降りる鳥の影 さあ一啼きに息を殺して
平成三十年三月十日
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こんばんは。 昨日、ウグイ...
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扶養から外れた君は襟元に「責任」という凛々しさつけて
平成三十年四月四日
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こんばんは! 今朝は私よ...
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小魚のお前は流れ変えれずにただ川底で祈りつづける
平成三十年三月二十九日
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親だけが春に変わらず変わりゆく子の新たなる暮らし案じて
平成三十年四月八日
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こんばんは! ※ 『菜...
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気まぐれな猫のアクビと春の風 砂塵で車に並ぶ足あと
平成三十年四月九日
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こんばんは! 『菜の花』の...
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パティシエが燕返しで空を塗る低くひくくと薄雲を塗る
平成三十年四月十七日
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こんばんは! 本日こちらは...
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砂抜きをされるアサリの黙秘権 故郷の記憶は意地でも吐かぬ
平成三十年四月二十一日
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こんばんは! 潮干狩りの季...
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薫風に泳ぎはしない大人鯉 柱の傷は子の備忘録
平成三十年四月二十二日
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こんばんは! もう、成長し...
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気の早い初夏の日差しをたしなめる風が火照った若葉冷まして
平成三十年四月三十日
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こんばんは。 どこへ行って...
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一つずつ拾い集める落ち花は書棚へ戻す春の背表紙
平成三十年五月四日
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こんばんは! 明日は立夏。...
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午後二時のグラスビールはハンモックしばし揺られて瞳閉じよう
平成三十年五月六日
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こんばんは! 連休はあっと...
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あちこちで気怠い吐息は昇華して連休明けに薫風が凪ぐ
平成三十年五月七日
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こんばんは! 朝から厚い雨...
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雨の朝 続けば萎える通勤も 潤う青葉の艶を思えば
平成三十年五月九日
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こんばんは! へし切様、昨...
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朝顔の双葉くらいの子ら乗せて手押し車のお散歩保育
平成三十年五月二十九日
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こんばんは。 正確には『業...
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近くまで来ているはずと見上げれば最前線に六月の雲
平成三十年五月三十一日
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こんばんは。 先週植えた朝...
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