滝川昌之さん
のうた一覧
(カテゴリー:自然 並び替え:新着順)
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我先と蔓で抱き着く朝顔を受ける支柱の柱冥利よ
令和元年七月三十一日
15
こんばんは。 昨日の朝に二...
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つゆ払い野分が往けばたちまちに横綱級の夏空がくる
令和元年七月二十八日
18
こんばんは。 露払い=梅雨...
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明けたかと梅雨雲の無き空に問う野分ゆけばとまだ重き南風(はえ)
令和元年七月二十五日
17
こんばんは。 南海上に台...
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ドクドクと軽く握った軍手越し蜥蜴の腹の強き鼓動よ
令和元年七月二十四日
21
こんばんは。 『蜥蜴見る狭...
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薄日出て水田を駆ける雲の影おびえる稲を抱くアマガエル
令和元年七月二十三日
21
こんばんは。 梅雨末期の郊...
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予報士の見通しよりも明確に雨季の終わりを告ぐ蝉の声
令和元年七月二十二日
20
こんばんは! まだ梅雨雲が...
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外灯下ひっくり返ったカブトムシ起こせば続く夏が飛び立つ
令和元年七月二十日
16
こんばんは。 カブトムシと...
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夏色へ濃さの進まぬ空へ向け小さなエールつゆ草の青
令和元年七月十九日
17
こんばんは。 日々これ精進...
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蔓を出しもたれ上手な夏草の恋のごとくと燃ゆ草いきれ
令和元年七月十八日
15
こんばんは! 今日こちらは...
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紫陽花の雨季に捧げた色は褪せなおも気高く魅せる強さよ
令和元年七月十日
18
こんばんは。枯れかけてドライフラ...
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先輩に背丈並べて「どや顔」の若竹お前はまだまだ青い
令和元年七月九日
18
こんばんは。 竹林で一人前...
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里芋の葉はいつまでも雨粒をあやしていたい赤子のごとく
令和元年七月六日
21
こんばんは。 芙蓉の花を見...
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重たげな柳の枝が風に問う底の見えない雨季の終わりを
令和元年七月五日
19
こんばんは。 駅前商店街の...
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しとど降る雨に巣篭る子らのため稚貝つつくか磯のヒヨドリ
令和元年七月四日
20
こんばんは。 雨が止んだ朝...
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伸びしろは支柱の丈と決められて定め知らずに無垢なアサガオ
令和元年七月三日
15
こんばんは。 まだ15~2...
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嬉し気な梅雨の晴れ間の囀りと「それっ」と出てくる散歩の犬と
令和元年六月三十日
18
こんばんは。 長雨がやむと...
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この宿にお泊りなさいと主を待つほの白き夜のホタルブクロは
令和元年六月二十五日
12
こんばんは。 『ホタルブク...
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保育士の点呼のように朝顔の双葉数える梅雨晴れの庭
令和元年六月二十二日
15
こんばんは。 先週末に種を...
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春先の青く拙い鶯を過ぎて切なく効く(聴く)ビブラート
令和元年六月十九日
15
こんばんは。自宅近くの森で見事に...
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ジュピターの猛アタックに火照る頬 雲に入りたいローズムーンよ
令和元年六月十七日
17
こんばんは! 昨夜のつばす...
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