田中ましろさん
のうた一覧
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しかたないことが多すぎる今夜はあなたの歌を抱いて眠ろう
平成二十一年六月二十九日
6
そういう歌がたくさんある、この場...
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自分さえわからないのに君のことわかろうとして傷ついている
平成二十一年六月二十九日
11
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改札が檻として僕らを別ち ゆがむ世界のあなたもゆがむ
平成二十一年六月二十九日
3
改札でさよならを言う。もう二度と...
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雨がただ全力で降る 誰だって 忘れてしまいたいことはある
平成二十一年六月二十八日
12
スコールのようなこの雨に洗い流さ...
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「居なくなることが一番怖いんだ」痩せゆく月と君抱きしめる
平成二十一年六月二十八日
9
笑ってても泣いてても、生きて、僕...
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速度計壊しどんどん加速する恋の行方に立つ入道雲
平成二十一年六月二十七日
7
暑く、熱く、片想い。
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許されぬ恋ひとつ冷凍庫にて凍らせる吾を抱く作動音
平成二十一年六月二十七日
9
凍らせないと、また溢れ出す。冷蔵...
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いつだって大縄跳びは廻す役選んでました 笑顔見たくて
平成二十一年六月二十五日
8
短歌サミットの当日レポート。HP...
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触れ合った肩そのままで会話する 揺れる電車が僕らを茶化す
平成二十一年六月二十五日
4
始発。眠たいけれど、話していたい...
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生まれつき恋愛体質なのでしょう 初プロポーズは3歳の夏
平成二十一年六月二十五日
7
みよちゃんは、りょうかいしてくれ...
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わたしだけ置いてかないで流れ星 ちゃんとお祈りするから 待って
平成二十一年六月二十三日
22
一瞬にして消える、流れ星の儚さが...
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そしてまた舞い戻りくる平穏を笑顔で迎え入れる準備を
平成二十一年六月二十三日
22
時化も、凪も、全部まとめて海であ...
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しんしんと夜がさよなら染みていく不可逆性はあまりにも静か
平成二十一年六月二十三日
4
流されないと決めたけど、恋の終わ...
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泣くのには適切すぎる夜だからミネラル不足のなみだは海へ
平成二十一年六月二十三日
8
不規則すぎて不安になって、流れた...
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シャッターを閉める。電波が届かない。あなたの好きももう聞こえない。
平成二十一年六月十九日
2
消えてしまおう。あらゆる感情を残...
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むずかしい言葉は僕にゃわからない 好きじゃないなら嫌いと言って
平成二十一年六月十八日
5
「いい人」とか「友達から」とか「...
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「せんせいをすきになってはいけません。」 手書き足された学生手帳。
平成二十一年六月十七日
21
どの学校にも一人くらい、恋愛対象...
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さようなら。 追伸、貴方がくれたもの捨てられないでいます、わたしは。
平成二十一年六月十七日
6
別れが重く突き刺さるのは、それだ...
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運命の赤い釣り糸垂らしてる 食いつけ早くわたしの王子
平成二十一年六月十六日
2
「アラサー」とか「婚活」とか、も...
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「ちゃんちゃら」と「おかしい」の相性くらい唯一無二なふたりになろう
平成二十一年六月十五日
12
ちゃんちゃらおかしい短歌が読みた...
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