恋葉さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 夏野原午前六時の朝露が蛍の夢を映しきらめく 平成三十年七月二十日 10 もっと見る
- 毎晩の夢で踊りし人々は来世で殺す羽虫の頭 平成三十年七月二十日 1 もっと見る
- 初めての朝日に肌を焼かれつつ己を夢と知りし少年 平成三十年七月二十日 4 もっと見る
- 少年の夢に生まれし青蛙母の骸に死に積もりゆく 平成三十年七月二十日 2 もっと見る
- 入学式蝉があまりにうるさくて目を覚ましちまい皺くちゃの指 平成三十年七月二十日 2 もっと見る
- 眠れない夜の吐き気を吐くように吐き出す顔のない猿の首 平成三十年七月十九日 1 もっと見る
- 親なき子詩をがなりたて徘徊する深夜の三途の川の岸辺を 平成三十年七月十九日 1 もっと見る
- 合宿の夜の寝息の子守唄 僕は彼の胎内に沈む 平成三十年七月十九日 1 もっと見る
- 新しき妖怪どもを孕みたる子供の脳は泥の夢見る 平成三十年七月十九日 1 もっと見る
- 十ヶ月十日の後に産んだ子は俺が殺した兄に似ている 平成三十年七月十八日 2 もっと見る
- 子をくれとお百度参りせし人の百人の子を孕むと知りぬ 平成三十年七月十八日 2 もっと見る
- デジカメに母美しく微笑みぬ産まれたかった兄の瞳で 平成三十年七月十八日 2 もっと見る
- 誕生日ロウソクの火で思い出すわたしが堕胎された日のこと 平成三十年七月十八日 2 もっと見る
- 我が家にも新たな家族出来にけり国産高級フラスコベビー 平成三十年七月十八日 2 もっと見る
- 届けたる封筒開けぬまま捨てて父は機械の音で笑いぬ 平成三十年七月十七日 7 もっと見る
- 靴下の片方ずっと見当たらず私の太ももの中にあった 平成三十年七月十七日 2 もっと見る
- 引き出しの奥に昔の五十円穴から睨む小さな目玉 平成三十年七月十七日 2 もっと見る
- わからないテストのスミに描いた口先生の指噛んだらしいな 平成三十年七月十七日 3 もっと見る
- 妄想が脳を抜け出て自画像を原稿用紙に書き連ねてる 平成三十年七月十七日 8 もっと見る
- 泣きながら児童書を読む懐古病その日々すらも今は懐かし 平成二十九年三月二十三日 8 もっと見る
