恋葉さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 新しき呪いが産声あげる朝古い神様干からびて死ぬ 平成三十年七月二十八日 1 もっと見る
- ゴミ捨て場の人形の腹が膨れていくガラクタのメサイアを生み落すために 平成三十年七月二十八日 1 もっと見る
- 路地裏を徒歩十分の異世界は旧人類の墓標の林 平成三十年七月二十八日 8 もっと見る
- 泥に出づる不定形児の産声で古代の神が夢から覚める 平成三十年七月二十八日 2 もっと見る
- 深海の社に響く賛美歌を幼い子供だけが受信する 平成三十年七月二十八日 4 もっと見る
- 千年も万年も妻を待つ蛇が生まれ変わりの少年を噛む 平成三十年七月二十七日 5 もっと見る
- 恋人の死骸に湧いた蝿たちが彼の好きだったブルースで鳴く 平成三十年七月二十七日 2 もっと見る
- 落下する命の速度加速して無間地獄の流れ星かな 平成三十年七月二十七日 2 もっと見る
- 早朝の窓の外には空があり上にも下にも空だけがあり 平成三十年七月二十七日 4 もっと見る
- テレビでは母の顔した人々が私の顔したまんじゅうを食う 平成三十年七月二十七日 2 もっと見る
- 少女らが蛞蝓犯す午後三時日差しに燃えて大気ゆらめく 平成三十年七月二十六日 4 もっと見る
- 鶏の首の切れ目に生まれたる我も十五の夏を迎えぬ 平成三十年七月二十六日 1 もっと見る
- 通り雨前が見えぬほど叩きつけ晴れてカラスの膨れ死にたる 平成三十年七月二十六日 1 もっと見る
- 水道の水がだんだん甘くなり銀の目やにがひどく出る夏 平成三十年七月二十六日 1 もっと見る
- 狭い狭いトイレで男目眩して世界の果てに落下していく 平成三十年七月二十六日 2 もっと見る
- 君を食べ君を孕んで君を生む今度は僕を食べて孕んで 平成三十年七月二十五日 2 もっと見る
- 蛇の目を抜いて我が目を押し込みぬ愛しき君を見守るために 平成三十年七月二十五日 1 もっと見る
- 少年がもたれる椰子の木の幹に俺の血管が広がっている 平成三十年七月二十五日 2 もっと見る
- 弔わば神となるまで妄執は鬼となるまで鬼にぞならん 平成三十年七月二十五日 3 もっと見る
- 恋文は夢の言葉でしたためて死んで届ける虚ろの社 平成三十年七月二十五日 2 もっと見る
