恋葉さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 街の灯の幽霊外套纏けり時折地下室で踊りけり 平成三十年七月二十四日 1 もっと見る
- 蝉の声が一瞬止まるその度に彼の鱗が一つなくなる 平成三十年七月二十三日 3 もっと見る
- 飼い猫の腹からネズミの声きこゆか細く少女の念仏混じり 平成三十年七月二十三日 1 もっと見る
- すみませんすみませんと何度も言っている中年女性のケータイが言ってる 平成三十年七月二十三日 2 もっと見る
- 子守唄人なき道に響く日は水子地蔵が大口開けてる 平成三十年七月二十三日 1 もっと見る
- ダムダムダムドリブルの如き音がする大きな鳩の首が跳ねている 平成三十年七月二十三日 1 もっと見る
- 蝿踊る公衆便所で人死にけり膀胱に歯と耳詰まりけり 平成三十年七月二十二日 1 もっと見る
- 寝付けずに酒盛りをする六畳間氷の一つが目となり睨む 平成三十年七月二十二日 6 もっと見る
- ばあちゃんとの散歩で買ったかき氷いのなかでおんなのかみのけになる 平成三十年七月二十二日 1 もっと見る
- 見慣れないミネラルウォーター飲みし父頭が徐々に大きくなりぬ 平成三十年七月二十二日 1 もっと見る
- 雪女夏の暑さに溶けたるをボトルに詰めて近日発売 平成三十年七月二十二日 4 もっと見る
- 荒海や産業廃棄物揺るる奇形児産みし海坊主あり 平成三十年七月二十一日 1 もっと見る
- 山姥がインターホンにささやきぬお前の母を届けに来たと 平成三十年七月二十一日 3 もっと見る
- じゃんじゃん火旋回しつつ集会す家出少年ユーフォーと思う 平成三十年七月二十一日 1 もっと見る
- 熱帯夜水子地蔵にまとわりし蛍の産女蒼くゆらめく 平成三十年七月二十一日 3 もっと見る
- 向日葵の金の魂変化せし見越し入道太陽見越す 平成三十年七月二十一日 1 もっと見る
- 夏野原午前六時の朝露が蛍の夢を映しきらめく 平成三十年七月二十日 10 もっと見る
- 毎晩の夢で踊りし人々は来世で殺す羽虫の頭 平成三十年七月二十日 1 もっと見る
- 初めての朝日に肌を焼かれつつ己を夢と知りし少年 平成三十年七月二十日 4 もっと見る
- 少年の夢に生まれし青蛙母の骸に死に積もりゆく 平成三十年七月二十日 2 もっと見る
