山崎ふゆ彦さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- ＣＴの検査待つおり呼ばれた名「タナカキヌヨ」に首を上げ見る 平成二十九年六月二十五日 5 もっと見る
- 入院の受付待ちの人は皆深く椅子かけ前を眺むる 平成二十九年六月二十五日 4 もっと見る
- 人気なき秋田駅前人力車夢と知りつつ一人乗りこむ 平成二十九年六月六日 6 もっと見る
- 羽掻きなど一丁前のしぐさして子がも一羽で今日も生きてる 平成二十九年五月二十六日 4 近くの船溜まりに１０日位前から孤... もっと見る
- 気の利いたせりふ一つも言わぬまま兄は静かにいのち仕舞いぬ 平成二十九年五月十九日 11 もっと見る
- 風もなくなにごともなく葉がそよぎ若葉の中にうっそり山鳩 平成二十九年五月三日 6 もっと見る
- 病あり、荷風散人足跡をグーグルマップでたどる寂しさ 平成二十九年五月二日 10 ストリート・ビューでたどるのです... もっと見る
- 外つ国の土に埋められ審判を待つ者たちにも春は巡りぬ 平成二十九年五月一日 11 外人墓地の脇道で眺める墓地は若葉... もっと見る
- 揚げたてのバラ肉とんかつ待ちかねた十五の夏の杉並の家 平成二十九年四月二十六日 6 もっと見る
- 早苗田に富士が映りて風さやか御殿場まほろば眺めてあかず 平成二十九年四月二十三日 7 もっと見る
- 銀シャリに白菜漬けで言うことなし敗戦の年生れし我には 平成二十九年四月二十三日 8 もっと見る
- 仕事辞め七年経ちて残るのはただ優しさと妻は言いけり 平成二十九年四月十四日 9 もっと見る
- たのしみは雨の日曜傘さして満開の花見て廻ること 平成二十九年四月十日 8 橘曙覧(たちばなのあけみ）は江戸... もっと見る
- 夜半は雨春満開の花ながめ闇夜にうかぶ生を噛みしむ 平成二十九年四月八日 6 もっと見る
- さくら花ちりちりちりに散りぬれば千種の花はおぼろにおぼろ 平成二十九年四月七日 4 もっと見る
- ひたぶるに弱き人々書きつづけ遠藤周作白ばらとなりぬ 平成二十九年三月二十八日 4 もっと見る
- 過去のこと今にし思えばよくわかる人の悪意の思わぬ深さを 平成二十九年三月二十八日 5 もっと見る
- がん切除三年経過しうら若い主治医の診断笑顔でうなずく 平成二十九年三月二十六日 8 切除後６か月ごとに検査をして、再... もっと見る
- みき伐られ三分の丈になりゐても春告げんとて桜花咲き 平成二十九年三月二十三日 11 もっと見る
- 読み終えてマキアヴェッリを大人たりとするわが心寂しかりけり 平成二十九年三月七日 4 もっと見る
