山崎ふゆ彦さん
のうた一覧
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靴下を脱いで足指開いてる冬日さし入る誰もいぬ部屋
平成三十年一月二十四日
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今日も天気予報士さんに脅かされて...
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舞い上がり水面に突っ込むコアジサシ入り江の街の夏はまぶしい
平成三十年八月二十五日
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亡き妻の魂ささやくか桜花風吹かぬ夜に揺らぐ気配が
令和二年四月三日
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ようやく、公開する気力がでてきま...
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それぞれが空気に溶け込み綯い交ぜにともに白髪の夫婦の時間
令和二年四月十二日
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亡くなった妻との会話は、お互い黙...
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この春は打ち克つすべなき疫病を古代の人に重ねおそれる
令和二年四月十九日
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また一葉こらえきれずに散りゆけば木の間の空の青さ弥増す
平成二十八年十月二十一日
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駅を行く人の寂しさはいつまでもここにはいない人達だから
平成二十八年十一月四日
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ごわごわで端擦り切れた「歎異抄」迷わずに言う棺に入れよと
平成二十九年二月二十四日
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最後は漱石の句になってしまいまし...
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夜半は雨春満開の花ながめ闇夜にうかぶ生を噛みしむ
平成二十九年四月八日
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揚げたてのバラ肉とんかつ待ちかねた十五の夏の杉並の家
平成二十九年四月二十六日
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風もなくなにごともなく葉がそよぎ若葉の中にうっそり山鳩
平成二十九年五月三日
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人気なき秋田駅前人力車夢と知りつつ一人乗りこむ
平成二十九年六月六日
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身動きがならぬ術後の病床に白日夢のごと人の笑む顔
平成二十九年八月三十日
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全身麻酔から覚めるまでは認知機能...
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ひとの生ははかなきものと思へどもいのち円環またの出逢ひが
平成二十九年九月二十六日
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一面の苔にきらめく水滴も天に昇りて地に降り下りる
平成二十九年九月二十六日
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片耳の白磁のうさぎぼんやりと前眺めゐる父のごとくに
平成二十九年十月二十三日
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晩秋の人の少ない薔薇園の花それぞれの哀しさやさしさ
平成二十九年十一月十三日
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今はもう人の絶えたる薔薇園の薔薇ひっそりと眠りにつきたり
平成二十九年十二月十六日
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薔薇は冬場は休眠し2月ごろから花...
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古家の縁側ぽかぽか日向ぼこ頭からっぽ気持ちひろびろ
平成二十九年十二月二十九日
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昔、親の家で日向ぼっこしていたの...
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子供などあてにならぬと低く言いおとろえし妻を涙もて見る
平成三十年四月二十九日
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