詠み人知らずさん
のうた一覧
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ひとりでは泣けなくなって万年の孤独を青い月に尋ねる
平成二十一年六月十六日
2
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横たわるのもいいでしょうほどかれる指を待つ夜に芍薬は咲く
平成二十一年六月十六日
2
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9センチヒールが折れて水鉢の金魚も死んでひとりになった
平成二十一年六月十六日
2
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おもってもおもわなくてもあのひとはけして私のものにならない
平成二十一年六月十五日
7
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ひとを恋う身を焼きつくせ煉獄よ免罪符など必要はない
平成二十一年六月十五日
2
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曇天を割りふりそそぐ福音に粛清されて粒子へ還る
平成二十一年六月十五日
2
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激情をこめて吐きだす言葉には青くまとわりついて 狐火
平成二十一年六月十五日
3
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なぐさめは欲しがるひとにあげなさい私にそれを聞くひまはない
平成二十一年六月十五日
5
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晴天の梅雨にはじらうあじさいの紅さして咲く埠頭の南
平成二十一年六月十四日
1
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解かなくていいと思える化学式のままでいよう君と私は
平成二十一年六月十四日
4
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なんとなくためらっているひかりとかのぞみとかいう名前のそれに
平成二十一年六月十三日
4
名古屋に移動中です。 これから...
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さびしさをきそいあってもそのさきにしあわせなんてあるはずもなく
平成二十一年六月十二日
3
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しがらみを断ち切り越えてゆくカーブ私に戻りたどりつく海
平成二十一年六月十二日
4
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梅雨明けを待てずに目指す沿岸へ軌跡は強くフルスロットル
平成二十一年六月十二日
1
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手を伸ばす先にいつでもいない君 何故いつもいる営業の戸田
平成二十一年六月十一日
7
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あさがおの蔓ゆうるりとまきつけて最期の朝の予行練習
平成二十一年六月十一日
5
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うぶすなの森に抱かれてみなづきの神事を終えるあじさいは咲く
平成二十一年六月十一日
3
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みなづきの深夜に響く着信が雨にまぎれて復讐を告ぐ
平成二十一年六月十日
6
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昨晩の軌跡を責める君の目に煉獄なども見えて入梅
平成二十一年六月十日
3
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真夜中に啼く鳩時計 おまえほど一途であれば赦されるのか
平成二十一年六月八日
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