詠み人知らずさん
のうた一覧
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朝四時の三日月はただ冷たくて美しいけど今はいらない
平成二十一年八月二十四日
1
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しあわせを壊しあわない約束で右手を繋ぐ 空を見上げる
平成二十一年八月二十四日
5
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童話ではなく寓話にて毎日の糧に汗するひとのはく靴
平成二十一年八月二十一日
3
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シンデレラ・エクスプレスにあこがれた少女の夢は叶わぬままに
平成二十一年八月二十一日
2
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もうすこし生きてみるのもわるくない君の寝顔に「愛」と書きたい
平成二十一年八月十九日
4
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恨まれることは平気で満たせない飢えに怯える朝五時の月
平成二十一年八月十七日
4
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目が覚めて隣りに誰かいることは決して馴れてはいけない奇跡
平成二十一年八月十七日
8
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二本目のボンベイ・サファイア透き通る青は私の脊髄のいろ
平成二十一年八月十七日
4
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分かち合うことのできない愛の数だけほおばってみるチャイナ・マーブル
平成二十一年八月十七日
1
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私より私の熱を知っているたぶん夫婦はこういうものだ
平成二十一年八月十五日
2
私は自分の平熱もよく分からない
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健やかな時にもこんな優しさがあればいいのに極端すぎる
平成二十一年八月十五日
1
熱を出すと至れり尽くせり
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いつもより君が恋しい本日の体温さんじゅうななてんろくど
平成二十一年八月十五日
2
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歌にしてゆかねば癒えぬ哀しみもあり竹林に響くひぐらし
平成二十一年八月十五日
5
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明日には尽きるいのちかもしれないから私は今日も自由に生きる
平成二十一年八月十三日
1
憎んだり恨んだりに使う時間はもっ...
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なにもかも忘れたい夜は繋がれた手を振りほどく理由も捨てる
平成二十一年八月十二日
5
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明滅にうかびあがってゆく孤独ネオン街にも居場所はなくて
平成二十一年八月十二日
3
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霧雨に傘を差し出す住職の呼ぶ旧姓の懐かしきこと
平成二十一年八月十一日
4
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君のため紡いだ歌を天に地に花に絆してゆく鎮魂歌
平成二十一年八月十日
4
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主なき粉粧楼は雨粒にふるえ今年もひそやかに咲く
平成二十一年八月九日
2
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うしなったひとはいつでも美しい銃弾のまま胸にめり込む
平成二十一年八月九日
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