詠み人知らずさん
のうた一覧
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さよならの意味を知らない幼子の目に美しきかなしゃぼんだま
平成二十二年十月三十日
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10月末でうたのわから去ることに...
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喪ったひとよ来世はこの胎に下りて私と命を分けよ
平成二十二年九月三日
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もつれあうままいたかった糸玉をほどいたひとの骨壺を抱く
平成二十二年九月三日
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天上の青に持たざるものを見て抜け落ちているピースを探す
平成二十二年九月三日
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鎮魂の鐘なり響く聖堂の誰も私を憎みはしない
平成二十二年九月三日
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身の奥に燃やしきれないものがあり日傘を閉じる菩提寺の坂
平成二十二年七月三十日
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もうにどとあえないひとの裾を踏む足裏にある睡蓮の影
平成二十二年七月三十日
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陽炎の中で揺らめく爪先が彼岸の端に置かれる卒塔婆
平成二十二年七月三十日
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理を教えてほしい何もかも私を置いてゆく沙羅双樹
平成二十二年七月三十日
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とどかないひとの背中を追いかける夢ばかり見る此岸の地獄
平成二十二年七月三十日
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求めても手に入らないものばかり欲しがるふりでごまかしている
平成二十二年五月六日
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万緑の葉桜たちよ花を見ず萌え花を見ず散るものたちよ
平成二十二年五月六日
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若葉にも罪の意識があるとして花を散らさず萌えられぬこと
平成二十二年五月六日
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二時間の恋にあなたを利用して帰るわたしにふるさとはない
平成二十二年四月十九日
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逢瀬では足りないひとを捨てる朝ちゃんとひとりに戻して帰る
平成二十二年四月十九日
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離したくなくて力を込めすぎて壊してそこに残った孤独
平成二十二年四月十九日
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大切なものが何かを知るために君と全てを壊しあいたい
平成二十二年四月十九日
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触れるもの全てが砂になるのなら一番先に私に触れる
平成二十二年四月十九日
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君の手の赴くままに散らされる幸せもあり夜桜は咲く
平成二十二年四月三日
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空閨で迎える夜明け私にも人に言えないことがあります
平成二十二年四月三日
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