鈴木たとえばさん
のうた一覧
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君がキスする時の瞳で側溝の蛙の死体について言う時
平成二十八年八月十四日
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オニユリを折るとき汁の溢れきて乾けるまでに君を愛せり
平成二十八年八月十二日
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今朝きみが棄ててしまいし籐椅子に息づいていたあきらめなどを
平成二十八年八月十三日
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姦通と呼ぶのに同じ退屈で蚯蚓、日向の夏に放てり
平成二十八年八月十三日
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教科書を積みて墓標のやうなるを君の親指の微熱が崩す
平成二十八年八月十九日
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右頬にクラウセヴィッツ浴びせられ我には君が語尾まで摩擦
平成二十八年八月二十一日
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紙束の塔をいくつも置いてゆき重ねる翳に 逢瀬の密度
平成二十八年八月二十八日
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白ゆりの角度にくびを曲げるとき電車にあかり翳りはじめる
平成二十八年八月二十九日
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枯れかかる白百合を切る手応えに愛してしまうことの易しさ
平成二十八年九月十一日
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争える二人も滝に黙しいる水を立たせる清さがあれば
平成二十八年十一月十三日
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御無沙汰です。
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満月よわたしがいなくなったあと血よりも紅く降れるスコール
平成二十八年八月十二日
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銃口をくはへるやうに開きをり晩秋友が嗽する口
平成二十八年八月十日
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桔梗咲く力に午睡より覚めて生きゆくことは死にゆくことの
平成二十八年八月十一日
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右腕にペンペン草を振る君と行く十月は黄昏の国
平成二十八年八月十一日
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読んだことはないです。
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君の家に日本人形ひとり居り影ありたれば影にて泣きぬ
平成二十八年八月十四日
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期待しないことには慣れた冷め切ったコーヒーをかき回すことなど
平成二十八年八月十六日
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天国と地獄しか死後にないなんて退屈、と言う口に、プリン
平成二十八年八月十七日
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右腕に抱き止められてゐる我が高校生以上死者未滿
平成二十八年八月十八日
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春昼の爪は幽かにふくらみて私の先がひろがってゆく
平成二十八年八月二十九日
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藤棚の橋から少年帰り来て生活という妥協へ戻る
平成二十八年九月十一日
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