果禾緒さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 枝を剥ぎ草を引っこ抜くその指で柔くやさしくメイクを落とす 平成二十九年三月九日 5 もっと見る
- 水やりに花に念じる わたくしよもっとやさしくやさしくなあれ 平成二十九年三月九日 9 もっと見る
- 白天の隙間から舞い降りてきた一夜の踊り子 雪と眠る 平成二十九年三月八日 7 もっと見る
- 雪の水吸いながら朝の陽を吸う二股も生の手段と草の言う 平成二十九年三月八日 6 もっと見る
- 恋ならばこれは心変わりだね 雨が雪になる込みあがる刹那 平成二十九年三月七日 7 もっと見る
- 突然の雪に驚いて見返り美人になって雪を見ている 平成二十九年三月七日 5 もっと見る
- 雑草の深い根を抜く力で掘り起こす母性 我という土の 平成二十九年三月六日 8 もっと見る
- 芽を出した春がまた土にもぐって孤独な風の悲しさが巻く 平成二十九年三月六日 7 もっと見る
- 雪国の雪は少しは融けたかと春の野辺で西の空を見る 平成二十九年三月五日 8 もっと見る
- 風だけが冬のままだね 春色のコートが並ぶカタログの街でも 平成二十九年三月四日 7 もっと見る
- 思い出は西の空へと帰って行く ぼんぼり灯した雛飾り連れて 平成二十九年三月三日 8 祖父が買ってくれた、今はもうない... もっと見る
- 鮮赤の雌雛のくちびる その色のルージュで満たす変身願望 平成二十九年三月三日 6 もっと見る
- 背を寄せて静かに雨に濡れているただそれだけの雀のカップル 平成二十九年三月二日 9 もっと見る
- 雨降りを喜んでいる 植物と私はしっとり静かに濡れて 平成二十九年三月二日 5 もっと見る
- 起こさずに眠らせたまままた一年ひな人形にわがサガを見る 平成二十九年三月一日 6 もっと見る
- まだ寒い風にさらされ咲いているナスタチウムの陽の色の晴れやか 平成二十九年三月一日 6 もっと見る
- 君去りし日の風、影、香り みんな抱いてまた置き去りにしていく 平成二十九年二月二十八日 1 もっと見る
- 文字という窓から入れる風は春ジェラシーというカギを運び来る 平成二十九年二月二十八日 8 な～ンだ、嫉妬か？と思ったら楽～... もっと見る
- 真夜中の禁断の実のチョコレート イブそのもののイブをとかして 平成二十九年二月二十八日 6 もっと見る
- 現在を過去にしていく 濃厚なホワイトチョコを一粒食べて 平成二十九年二月二十七日 5 もっと見る
