萱斎院さん
のうた一覧
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北山に雪降りぬらししろたへに ことしげきよを覆いてしかな
平成三十一年一月四日
9
京の町でもずいぶん寒いなあと思っ...
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あらたしき年のはじめに降る雪の うきこと覆ひ重ぬれ吉事
平成三十年十二月三十一日
10
あけましておめでとうございます♪...
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後朝に霜のおくともひめかたし 散り落ちてなほ色のこる恋
平成三十年十二月二十七日
5
きみが帰る朝,もうすっかり冷たく...
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遠い夢 白い聖夜に舞いおりた 天使の歌に誓った約束
平成三十年十二月二十四日
1
♪♪♪
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木の葉敷く跡絶えはつるわがにはに いたくな吹きそ時雨よぶ風
平成三十年十二月十九日
7
誰も来なくなったあたしの庭を,落...
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秋ふけて月影やどす白露も もみぢの色にそめらるるかな
平成三十年十二月十四日
4
秋が深まって,もみじはますます赤...
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散るものと燃ゆるはかなさ人知らで くるしき恋ぞいかになりゆく
平成三十年十二月十日
14
真っ赤に色づいたもみじだって,す...
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はかなしや霜にうつろふ野の菊の へだて果てぬるあさかりし夢
平成三十年十二月七日
10
鮮やかに咲いていた菊の花も,すっ...
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かるれどもそなたへ靡くつくもがみ 昔しのぶる枯れ野のすすき
平成三十年十二月三日
6
あなたの心が離れてしまって,あた...
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じゃれあってふと触れた指 沈黙に せつなさ知った制服の肩
平成三十年十一月三十日
4
♪♪♪
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あしひきの山ぎはに見し臥し待ちの 月を追ひぬる鳥のこゑかな
平成三十年十一月三十日
10
遅いなあ,もう寝ちゃうかなあ,な...
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山寺の柴木いろどるもみぢ葉の 燃ゆるおもひをたれ知るらめや
平成三十年十一月二十八日
6
山深い粗末な庵も,秋が深まって真...
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あなぜ吹き舟こぎ出だすかたもなし 荒磯に寄するなみぞくだくる
平成三十年十一月二十一日
3
あの人を追いかけて船出したいけど...
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山ふかみ 岩にしみたる蝉の音に かはる秋風散るしたもみぢ
平成三十年十一月十八日
4
山が深くて来る人もない,岩にしみ...
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あき早し 舟かげ絶ゆる松島の みやこへなびく沖つ横雲
平成三十年十一月十五日
17
みちのくの秋は早くて,もう釣り船...
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飛ぶ火野にたちさまよひし鹿のこゑ 絶えてかなしきあきぞ更けゆく
平成三十年十一月九日
5
あんなにうざったく思えるほどメー...
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やまざくら 葉のうつろへど春来れば きみが心の花ぞ咲くべき
平成三十年十一月六日
15
お山はもう秋が深まって,桜の紅葉...
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ゆふされば三笠の山のくれなゐの さむべき夢にまよひぬるかな
平成三十年十一月一日
7
秋の夕暮れには,夕陽に照らされて...
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絶ゆれどもなほ咲きぬるや野辺の花 かずならぬ身にしむあきの風
平成三十年十月三十日
14
訪ねてくる人もいなくなってしまっ...
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いかるがの花吹きかへせいにしへの きみが面影はこびくる風
平成三十年十月二十六日
12
ここに来ると,いつもあなたのこと...
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