日向めぐみさん
のうた一覧
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図書館の窓から覗く青い空ずるいと叫ぶ心の中で
平成二十一年八月十二日
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漆黒がパステルカラーに見える夜高校最後の文化祭あと
平成二十一年九月七日
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マラソンのランナーのように泣かされた終わった後のサライの曲に
平成二十一年九月七日
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携帯の画面を下に向けている会いたいですは送れないまま
平成二十一年十月十二日
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閉められたエレベーターは止まらずに涙を残し昇り行くだけ
平成二十一年十一月九日
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山の奥赤いつつじに囲まれて裾を摘まむも泣かないでいる
平成二十二年五月十七日
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その冷えた手のひらならば続いてる頭痛が少し優しくなるかも
平成二十二年八月十七日
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今年こそ今年こそはと立たせてる不安の涙を踏みつけながら
平成二十二年八月十七日
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浪人生なので。
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誰よりも自身を好きになれと言うそんな貴方が一番好きよ
平成二十二年八月二十二日
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君の目を濡らしてしまうと知ってても尋ねてしまう「僕のこと好き?」
平成二十二年十一月十八日
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パリパリと乾燥してる唇が君の涙で柔らかくなる
平成二十三年一月三日
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陽光と炬燵の温さが合わさった部室と部員また会いましょう
平成二十三年一月十二日
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降ろしてと叫ぶ代わりにため息を 快速に乗った夕方六時
平成二十一年二月一日
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父の皿毎年減りゆく寿司屋にてそんな背中に寄り添う母
平成二十一年二月四日
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嘘つきは泥棒になるとまっすぐに私を見てくる小さき従兄弟
平成二十一年二月五日
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唇が痛くなるほど噛み締めて出てきた言葉は悔しい嗚咽
平成二十一年五月二十九日
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檸檬見て思い出すのはどうしてか桜の樹の下美しき死体
平成二十一年六月八日
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黒板の上の時計を見つめてるボールを置いた次の日の君
平成二十一年六月八日
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焦っても立ち止まっても仕方ないあなたが作った道なのでしょう?
平成二十一年六月十四日
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いつのまに時間は過ぎていたのだろう数学結局一ページのみ
平成二十一年六月二十四日
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