波江究一さん
のうた一覧
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子供らが觸れ歩く火の用心もこの頃聞かずさびし夜窓は
平成二十一年二月七日
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階段を自分の足で降りよとて叱り勵ます母あり驛に
平成二十一年二月七日
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駈け込みて座ればすぐに逢ふ時の見映え氣になる睫毛を手入れす
平成二十一年二月七日
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ラッシュ時過ぎた電車ではよくお目...
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約束を守らぬ彼へメールするとがらせし唇捺した畫像で
平成二十一年二月六日
1
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碎かれし顎吊りながら睥睨しゐたる廣場の斷頭臺へ
平成二十一年二月五日
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フランス革命期の政治家に一首お詠...
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ドナウへと架けし木橋の掃討を果たして後は燒き棄てて去る
平成二十一年二月五日
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塩野氏ローマ人の物語の殊にカエサ...
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かたなびく煙のまにま成り成れるごとき雲見ゆ海よりの風
平成二十一年二月五日
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雨あとの風の劇しき日は暮れてうるほふ空の夕棚雲よ
平成二十一年二月三日
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しやぼん玉流れ來る方ふりむけば風やはらかに母と子のあそぶ
平成二十一年二月二日
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樂団は奏でて止まず水面に船起ち上がるその際までを
平成二十一年二月二日
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じつと背を見られゐしこと恥づかしく振り向きかけてすぐ赤らむ頬
平成二十一年二月二日
2
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君が髪たぐさにしつつ遂げんこと語らへる間をインコの繰り返す
平成二十一年二月二日
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驛を出てすぐに木立のかげで聞くオカリナの音よ錢置きて去る
平成二十一年二月一日
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ぽつねんとテラスに止まりゐる鴉と目が合ふふてぶてしく生きみん今日か
平成二十一年二月一日
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薔薇と百合活けまぜにせる棚の奥蔵ひ忘れし貝殻蝉の殻
平成二十一年二月一日
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寄進状捏造させて騙り取る田畑 林 泉 娘ら
平成二十一年一月三十一日
1
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生還を期し得るや否あらたしき髭撫でて立つ故郷の驛よ
平成二十一年一月三十一日
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夏至柱の高く掲げし花輪に鳩 捕虜屠らむをしばらく日延べす
平成二十一年一月三十一日
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投降を拒否せる納屋にかけし火の火中に到るその致命彈
平成二十一年一月三十一日
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不信任せられし皇帝その他等を幾そたびこの河に投げ込みし
平成二十一年一月三十一日
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