波江究一さん
のうた一覧
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我が髪を手櫛にかくる君が肩日灼け水ぶくれしを剥がせる
平成二十一年八月七日
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くちづけをあらぬところに降らし合ふ西瓜漬け置きたるも忘れて
平成二十一年八月七日
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雲千々に風漉しゆけり特賣の野菜かかへし妊婦の薄着を
平成二十一年八月七日
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離れ聞く女刺客の演説よ矮種の馬に餌やりながら
平成二十一年八月六日
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いつの世も戀は訴追になじまぬかレモンの蔕をもぎつつおもふ
平成二十一年七月三十一日
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今更にいはれなくても十八はとうに成人床のなかでは
平成二十一年七月三十一日
1
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紫陽花の枯れすさまじき遊歩道黑き犬長き耳垂れて過ぐ
平成二十一年七月十九日
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共寝する枕のくぼみにもいつか散りこみてゐる季季の花
平成二十一年七月十七日
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シーツには異様に長い毛のついて君連れ込みの痕まざまざと
平成二十一年七月十七日
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行動に自責の念を覺ゆとぞ還暦過ぎしテロの女王は
平成二十一年六月二十九日
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日曜の何なくなく過ぐる部屋にさへくまなく到る夏と悔恨
平成二十一年六月二十八日
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西空に日は沒らむとし富士のかげ大きく海に映りけるかも
平成二十一年六月二十四日
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赤人の「田子の浦ゆうちいでてみれ...
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煩悩の垢掻き落とすごとく書く歌なれ一向浄まはらぬ身
平成二十一年六月十五日
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わが窓を開けて見おろすじつと薔薇嗅げる女のかそけき未練
平成二十一年六月十五日
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消息の至らず久しいつの間に丈高くなる辻の葵よ
平成二十一年六月九日
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中産の夢破れしか三代の勤めかさねし五大湖のほとり
平成二十一年六月二日
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おくりびととなれる歴史か勝ちにややおごれる壁の崩壞以後の
平成二十一年六月二日
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いつしかに夏至るこの國を待つ通過儀禮のごときさみだれ
平成二十一年六月二日
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平地林わづかに殘す木下闇に太樹を描きてゐる女あり
平成二十一年六月二日
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誰も皆哀號の面堪へ切れぬなかを柩よ誰も恨むな
平成二十一年五月二十六日
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