いわなおいびとさん
のうた一覧
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終業のベル鳴り全ての電気消え機械の余熱は工場に残る
平成二十八年六月十二日
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モーターの低き音する仮眠室機械油匂う畳に眠る
平成二十八年六月二十二日
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ひと気なき休みの工場出勤しコンプレッサーのボタン先ず押す
平成二十八年七月九日
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梅雨晴れの公園に咲く白百合に見え隠れして黒き蝶舞う
平成二十八年七月二十一日
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聞き返すこともためらううつむきて語れる君の声のか弱さ
平成二十八年八月五日
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昇給も賞与も無しと五十五歳派遣社員の君はつぶやく
平成二十八年五月十八日
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小雨降る三浦の小さき船だまり離れては寄る小鰯の群れ
平成二十八年五月二十一日
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山間の小さき店に老いの売る地産わさびとイモと孫の手
平成二十八年五月二十六日
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朝霧の晴れし谷間に澄み渡るうぐいすの声小菅林道
平成二十八年五月二十七日
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三つ四つの胸のつかえの取れぬまま六月となり冬服しまう
平成二十八年六月五日
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肉眼に見えぬミクロの表面を三十年見てまだ人見えず
平成二十八年六月十七日
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梅雨晴れ間路端に出でし太みみず捕らえて烏は林に消えぬ
平成二十八年六月二十一日
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釣りたての天竜の鮎持ちくれし亡き叔父思う雨の川面に
平成二十八年六月二十二日
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節電の為と照明二つのみ灯る工場に一人夜勤す
平成二十八年六月二十二日
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画用紙にあふるるごとく幼な子は紫陽花描く色鮮やかに
平成二十八年六月二十三日
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辞めゆきしパート女性の作りゐし花壇のイチゴ五、六個実る
平成二十八年六月二十三日
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不用品回収車高き音流し路地に入り来る日曜の朝
平成二十八年七月四日
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らっきょうと梅と糠味噌漬ける技父母祖父母より受け継ぎしもの
平成二十八年七月四日
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三日間干して取り込む梅の実の香の満つる夜は亡き父思う
平成二十八年七月四日
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そうめんと冷麦の違いなど語りまた日曜の昼は麺なり
平成二十八年七月四日
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