祈り花さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 嫁した子に三年餘り子の無くて待ち詫びし日の訪れ給ふ 平成二十九年十一月二十七日 7 もっと見る
- 懷姙を告げる娘の手元には扇を描く超音波寫眞 平成二十九年十一月二十七日 7 今は四年生になっている孫娘の誕生... もっと見る
- 嫁した子と取り止めも無く語り合ひ癒し藥と互みに思ふ 平成二十九年十一月二十六日 13 大人になった娘は気兼ねの無い友達... もっと見る
- 優しさを求め續けた筈なのに優しき夫に不安が過ぎる 平成二十九年十一月二十一日 9 もっと見る
- 風邪を引き咳に疲れた夫の背の更なるまろみ愛しくさする 平成二十九年十一月二十一日 9 「老いる」ということはただそれだ... もっと見る
- 嚴しさの面影失せし頬杖の細きかひなの夫何思ふ 平成二十九年十一月二十一日 8 もっと見る
- 園庭を兩手廣げて驅けて來る幼な兒抱く冬晴れの午後 平成二十九年十一月十八日 13 ママの代わりに迎えに行きました。... もっと見る
- 山茶花の咲くより早く散る如し數多の蕾咲き急ぐなかれ 平成二十九年十一月十三日 9 もっと見る
- 咳き込みて眞夜の雨音聽きをれば夜氣も僅かに和み來るかな 平成二十九年十一月十二日 11 孫の風邪を貰ったらしい。 もっと見る
- 立ち枯れのススキに紛ふ吾れなれど慣はしとして薄き紅を引く 平成二十九年十一月六日 10 老いをみつめることは時に哀しいこ... もっと見る
- 木枯らしの荒ぶ音聽く神無月冬の足音早々として 平成二十九年十月三十一日 13 昨日は木枯らしの吹きすさぶ寒い日... もっと見る
- 夕暮れの茜に染まる西の空明日への祈り知らず知らずに 平成二十九年十月二十九日 13 夕方雨戸を閉め乍ら西の空を見ると... もっと見る
- お堀ゆく白鳥眺む夫の背に傘さしかけてそのまろきを知る 平成二十九年十月二十八日 12 もっと見る
- 水色の空にはためく眞つ白なシーツ眩しき雨後のベランダ 平成二十九年十月二十七日 10 秋の長雨も一休み、昨日に続き今日... もっと見る
- 崖の上に飛び立つ鷲の勇姿あり眞青な空に挑むが如く 平成二十九年十月二十七日 10 「一人で生きて行くんだ！」と肩肘... もっと見る
- 遠き日の思ひ出ひとつ片戀の未だ胸キュン青き殘照 平成二十九年十月二十六日 10 孫から見たら・・・いえいえ、子か... もっと見る
- 雨冷えの朝の狹庭に一輪の赤き山茶花冬を運びぬ 平成二十九年十月二十六日 17 「雨冷にお湯割りにしたオールドは... もっと見る
- 思ひ出を纏へる妻の微笑みに時は靜かに過去へと戻る 平成二十九年十月二十四日 14 湯川さまの素敵なお歌にヒントを頂... もっと見る
- 當選の一報無き夜の寢附かれず野分の風が窓震はせる 平成二十九年十月二十三日 5 当落未だ判明せず・・・２３日１８... もっと見る
- 外孫のたまさか訪ふを待ち侘びてをさなご一人家は華やぐ 平成二十九年十月十六日 10 もっと見る
