波江究一さん
のうた一覧
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イヤホンを片方づつ挿し笑み語らふ少女二人をわが席の前
平成二十二年九月一日
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真夏日のあらくれ処暑をかどはかし拉がんとする白露の襟髪
平成二十二年九月二日
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天國で取れ水入りの大相撲再會よろこびゐむ栃錦と
平成二十二年九月二日
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力士等にまして酷暑は去らぬ日を若乃花逝く恰も震災忌
平成二十二年九月二日
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書き取りにはげむその子の肩越しに見れば笑ましき「就職」の字よ
平成二十二年九月三十日
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車中隣合はせた小学生ですが、色々...
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かもめらは海よりビルに巣作ると傳へて新千年紀のはじめ
平成二十二年十月二十日
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居待月早くものぼる淺宵をうかがふごとき蒼き馬のかげ
平成二十二年十一月十九日
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不信任せられし皇帝その他等を幾そたびこの河に投げ込みし
平成二十一年一月三十一日
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炬燵にて觸れ合ふ指に居堪れず抱き寄せくつがへしたる茶こぼしよ
平成二十一年一月三十日
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今さらに赤らめ合ふ頬初夜權を行使の圖ある遺跡を前に
平成二十一年一月三十日
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着信音鳴りゐるバッグ提げて出る今さら別れた夫のことなど
平成二十一年一月三十日
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投降を拒否せる納屋にかけし火の火中に到るその致命彈
平成二十一年一月三十一日
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寄進状捏造させて騙り取る田畑 林 泉 娘ら
平成二十一年一月三十一日
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薔薇と百合活けまぜにせる棚の奥蔵ひ忘れし貝殻蝉の殻
平成二十一年二月一日
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ドナウへと架けし木橋の掃討を果たして後は燒き棄てて去る
平成二十一年二月五日
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塩野氏ローマ人の物語の殊にカエサ...
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碎かれし顎吊りながら睥睨しゐたる廣場の斷頭臺へ
平成二十一年二月五日
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フランス革命期の政治家に一首お詠...
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約束を守らぬ彼へメールするとがらせし唇捺した畫像で
平成二十一年二月六日
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起き拔けの紫煙もあはれみつつ窓へ聞き及ぶ友の赤字の嵩など
平成二十一年二月十二日
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駈け込みて座ればすぐに逢ふ時の見映え氣になる睫毛を手入れす
平成二十一年二月七日
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ラッシュ時過ぎた電車ではよくお目...
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階段を自分の足で降りよとて叱り勵ます母あり驛に
平成二十一年二月七日
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