波江究一さん
のうた一覧
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蕎麦は湯がき米は研いで炊く当然の手順だ文語は 君らどう思ふ
平成二十一年三月四日
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ごーふるたうんに苦言したところ今...
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母のかげ求めて面會とげし子を母のごと抱く元工作員
平成二十一年三月十二日
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花はやや葉になりながら盛れるをうべなひ過ぐる若宮大路
平成二十一年四月六日
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高層は參差す ためつすがめつ雨 遺跡東京の出来榮えいかにと
平成二十一年四月十五日
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參差しんし 高低長短揃はぬさま ...
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雲の肩なだらかにして海ゆ湧く風にゆだねて撓ふ樅が枝
平成二十一年四月十六日
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慄然と立ち竦む吹き抜けの底大鴉の影よぎれるごとく
平成二十一年四月十八日
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携帶をかざしてあふぐ群れにつられ見れば虹立つ夕暮れの空
平成二十一年五月八日
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今日仕事帰りの実景です。 虹の...
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消息の至らず久しいつの間に丈高くなる辻の葵よ
平成二十一年六月九日
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わが窓を開けて見おろすじつと薔薇嗅げる女のかそけき未練
平成二十一年六月十五日
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合鍵を持ち合ふ部屋に刻む菜の音聞こえゐて胸躍る宵
平成二十一年八月十二日
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いつの世も戀は訴追になじまぬかレモンの蔕をもぎつつおもふ
平成二十一年七月三十一日
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籍を入れようかと箸を置きていふ引き合はすべき親も亡けれど
平成二十一年八月十二日
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もの思ひ涼ませむとて來し河原に蟲の聲いや蝉をしのぎて
平成二十一年八月十八日
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棚雲を切り裂き進む西空の飛行機雲も夕燒けにけり
平成二十一年八月十八日
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米ややに不作の予測あらはれて蝉の鳴く音も静まりゐたる
平成二十一年八月三十日
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追憶をなぞるがごとく觸れて來る手の荒れ失せてゐしにも泣かゆ
平成二十一年九月四日
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充たされむ願ひに似るか建て替るビルの空き間の燈ともし頃は
平成二十一年九月七日
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驛前の寒さにめげぬ歌聲へ拍手送りつものこほしむも
平成二十二年一月十九日
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切り刻む大根のなか烏賊の足入れて煮込めば湯氣に悔いつつ
平成二十二年一月二十六日
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生きながら己れ葬りたる彼はライ麦畑に何を隠せし
平成二十二年一月三十日
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