波江究一さん
のうた一覧
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朝帰りの脚を春嵐にとめられ言訳ほがらかに駅より電話す
平成二十一年三月二十四日
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昨日京葉線大混乱でしたよね。
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アザーンの野太き聲のひびくなへいたはれる駱駝の外反母趾よ
平成二十一年三月二十一日
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アザーン 礼拝を呼びかけるムスリ...
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祝ひだよと連れられて來し部屋の中今更わづらはしい借り袴
平成二十一年三月十九日
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卒業式終へたそのなりのままことに...
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出會系にて去年知るその姿今朝見れば犬を連れた奧さん
平成二十一年三月十九日
1
かりそめの出会ひの相の一つかねと...
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路地店の間をくぐり來ててきぱきともの言ふ若き力車の乙女
平成二十一年三月十五日
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母のかげ求めて面會とげし子を母のごと抱く元工作員
平成二十一年三月十二日
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つぐみさへ撃つを嫌ひし弁護士の已む無く撃ち殺したる狂犬
平成二十一年三月十日
2
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君指せば岬向かうの帆の影もゆかしくともに丘下りしか
平成二十一年三月七日
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添ひ遂げて夫を送つた老婦人が新婚...
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帝衣脱ぎ捨てて劍を天にかかげ斬り込みたまふゆくへ知らずも
平成二十一年三月五日
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東ローマ帝国滅亡の一景。
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蕎麦は湯がき米は研いで炊く当然の手順だ文語は 君らどう思ふ
平成二十一年三月四日
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ごーふるたうんに苦言したところ今...
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春の兆し出つ入りつして小犬の毛の吹かれ加減を見送る路地よ
平成二十一年三月三日
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じつに一万年以上の付き合ひですよ...
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來合はせし公園の午後二時を待たずたたまれてゐるフリーマーケット
平成二十一年三月二日
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くちづけの絲引きてゐる窓の外冷雨みぞれに實る初雪
平成二十一年二月二十七日
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都心部今になつての初雪ですか。 ...
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醉ひどれし大臣諌め得ず世界中連れ回したるテロリストの裔
平成二十一年二月二十五日
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ご存知の最近の醜態ですが、口語短...
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来週はもう來ないのといふ娘の前いかなる來世あらむとするや
平成二十一年二月二十一日
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いつ知らず戀いたはりに流れつつ子のごとくにも思ほゆる君
平成二十一年二月十五日
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老い病めば母のごとくに思ほゆるかつて娘のごとかりし妻
平成二十一年二月十五日
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三年越し司法試驗に挑む彼への受胎告知はいつにしようか
平成二十一年二月十三日
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切り刻みあはねば止まぬ愛の果て死なせし夫を戀へり女優は
平成二十一年二月十一日
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変体性愛の果てでせうが、去年実際...
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へなへなとなり膝まづき見上げゐる君と電車のまたたく明かり
平成二十一年二月九日
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