波江究一さん
のうた一覧
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蜂の子の生れしばかりの羽ぶきしてかげろふ過ぐる若楓の葉
平成二十一年四月二十三日
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心なきわが影は落つ草茎を曳くひたぶるの蟻の歩みに
平成二十一年四月二十一日
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落人の里の田歌を聞きながらしづまる杜の公達の墓
平成二十一年四月二十日
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雲の肩なだらかにして海ゆ湧く風にゆだねて撓ふ樅が枝
平成二十一年四月十六日
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高層は參差す ためつすがめつ雨 遺跡東京の出来榮えいかにと
平成二十一年四月十五日
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參差しんし 高低長短揃はぬさま ...
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山吹の盛りの茂み見下ろして綠りながらの花水木の秀
平成二十一年四月十一日
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花はやや葉になりながら盛れるをうべなひ過ぐる若宮大路
平成二十一年四月六日
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庭の樹のみな苔帶ぶる寺さびてひねもすとほるうぐひすのこゑ
平成二十一年四月六日
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こもり水は落葉隠れにつたひ來て今とくとくと岩のくぼみに
平成二十一年四月六日
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開港と同時に居着く中華街饅頭の湯氣と竝び待つ群れ
平成二十一年四月五日
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發熱の根拠を問はむまでもなくソメイヨシノの待機してゐるつぼみ
平成二十一年三月二十一日
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路面電車通はずなりて廢れたる釣具屋街拔け見入る川面よ
平成二十一年三月十五日
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たこ焼きを食ひ終へし時十二時の鐘聞こえ來るアメ横路地よ
平成二十一年三月八日
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雛祭り過ぎて彼岸へ向かふ日の雪は夜の間に溶けゐたるかな
平成二十一年三月四日
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遠富士のかげも又よし悩むさへ疲れて辿り來たる河原に
平成二十一年二月二十七日
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かたなびく煙のまにま成り成れるごとき雲見ゆ海よりの風
平成二十一年二月五日
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雨あとの風の劇しき日は暮れてうるほふ空の夕棚雲よ
平成二十一年二月三日
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