波江究一さん
のうた一覧
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救ひ待つ地下深くより求め来ぬ水食糧と聖母像をば
平成二十二年八月二十七日
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金山へ投資の為に担保とす第三者の土地なるほど山師
平成二十二年八月十二日
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引き渡す儀軌典籍の数々を今まで保持してゐしかとおどろく
平成二十二年八月十二日
2
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踊り食ひせし白魚の味はひを残せる酔ひも少し醒め來ぬ
平成二十二年八月十二日
2
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親と子が 二人羽織で はしやぎ合ふ 粗忽で豆を 取り落としたる
平成二十二年二月三日
1
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おもかげに 匂へる君が はなやげる 袖に迷へり とめどなきまで
平成二十二年二月三日
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切り刻む大根のなか烏賊の足入れて煮込めば湯氣に悔いつつ
平成二十二年一月二十六日
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死兒の齡確かむるごと檢索す捨て來し里の今夜の氣温
平成二十二年一月二十六日
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充たされむ願ひに似るか建て替るビルの空き間の燈ともし頃は
平成二十一年九月七日
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下駄の音もかろらに下る坂なかば訪ふ庭先の瓢箪棚よ
平成二十一年八月十五日
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紫陽花の枯れすさまじき遊歩道黑き犬長き耳垂れて過ぐ
平成二十一年七月十九日
1
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日曜の何なくなく過ぐる部屋にさへくまなく到る夏と悔恨
平成二十一年六月二十八日
4
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消息の至らず久しいつの間に丈高くなる辻の葵よ
平成二十一年六月九日
3
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慄然と立ち竦む吹き抜けの底大鴉の影よぎれるごとく
平成二十一年四月十八日
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流されて存ふ島に流れ着く船よかつての友の旗印
平成二十一年四月十五日
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宇喜多秀家のことなど想起して。関...
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矢庭に戸閉つごとき音に瞠く眼解剖學の創始は刑場
平成二十一年三月三十一日
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日本語を諸文明ゴミ集積所にしてはなるまいと思ひつめむや
平成二十一年三月四日
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道にふと踏みたるものに氣がつけば頭上注意の看板あはれ
平成二十一年二月二十七日
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陽光を取り込む葉緑素のごとく育みたまへ和歌の語法を
平成二十一年二月二十五日
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ふり向きて叫べど友は肉片も留めず亡せゐき直撃彈に
平成二十一年二月十三日
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