波江究一さん
のうた一覧
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居待月早くものぼる淺宵をうかがふごとき蒼き馬のかげ
平成二十二年十一月十九日
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真夏日のあらくれ処暑をかどはかし拉がんとする白露の襟髪
平成二十二年九月二日
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イヤホンを片方づつ挿し笑み語らふ少女二人をわが席の前
平成二十二年九月一日
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せはしなき辻の茶店にまどろみてあてど無きその夢間のかげろふ
平成二十二年八月十九日
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行方見ぬ翁おふなよ河骨をひだるがらせてよどむ流れに
平成二十二年八月十九日
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髪の雪はらはむともせず入りゆきて洋菓子店の暖房取り崩す
平成二十二年三月十日
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夕焼けし切妻屋根の軒端よりはるけく望むなつかしき尾根
平成二十二年一月二十八日
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光源氏さんのところで折句募集との...
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驛前の寒さにめげぬ歌聲へ拍手送りつものこほしむも
平成二十二年一月十九日
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たまゆらにみぞれしのみの初雪は過ぎて都心の雨にそぼちぬ
平成二十二年一月十三日
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何ひとつ遂げしなき身をあはれむかふかぶかとマフに包む晴れ着は
平成二十二年一月十一日
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青春は遠くなつたものかなとこの日...
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白き杖たどたどしく引く身となれる夫が手を取る連れ添ふさだめか
平成二十一年九月四日
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入り際の陽に鰯雲の色かくと告ぐればうなづきかへす縁先
平成二十一年九月四日
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燕なほ歸るに早きこの頃を夜寒のしのび入れるこほろぎ
平成二十一年九月四日
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追憶をなぞるがごとく觸れて來る手の荒れ失せてゐしにも泣かゆ
平成二十一年九月四日
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怯え寄る地震の部屋に君が肩抱きすくめ負ひかぶされる脣
平成二十一年八月十二日
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合鍵を持ち合ふ部屋に刻む菜の音聞こえゐて胸躍る宵
平成二十一年八月十二日
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籍を入れようかと箸を置きていふ引き合はすべき親も亡けれど
平成二十一年八月十二日
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避暑地より來し繪手紙は燃ゆる頰麥藁帽の瞳きよらに
平成二十一年八月八日
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我が髪を手櫛にかくる君が肩日灼け水ぶくれしを剥がせる
平成二十一年八月七日
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くちづけをあらぬところに降らし合ふ西瓜漬け置きたるも忘れて
平成二十一年八月七日
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