なかしぃ卿さん
のうた一覧
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隠れ家は電波届かぬとこが良い憂き世離れて独り酒呑む
平成二十九年一月二十一日
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ケータイ気にせず独り呑みたい時も...
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歌詠みに与ふる物は書ではなくインスピレーション与へ給へ
平成二十九年一月二十一日
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冬枯れの最後の一葉落ちそうで心乱れて幹を揺すらむ
平成二十九年一月二十一日
5
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目が覚めて見し夢わずか覚えけりその内容は支離滅裂
平成二十九年一月二十一日
3
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ぬばたまの黒々と丸とりあえず塗り潰したるマークシートよ
平成二十九年一月二十日
6
マークシートは勘が重要
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手に余るほどの小銭を願い込め賽銭箱にポイと投げ入れ
平成二十九年一月二十日
3
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泣きながら電動階段の前に立ち最初の一歩蹈み出せずをり
平成二十九年一月二十日
5
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ピーポーと道急ぎたる音を聞き脇に逸れつつ無事を祈らむ
平成二十九年一月二十日
7
救急車が通る度に間に合ってくれと...
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寒空に両手かじかみバスを待つ心細さよ消えてなくなれ
平成二十九年一月二十日
6
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一月は行きて二月は逃げるとふ時経つ早さ歳に比例す
平成二十九年一月十九日
5
歳を取る毎に年々時間が経つのが早...
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故郷は遠くにありし者が言ひ残りし者は地元と呼ばむ
平成二十九年一月十九日
8
ふるさとを出ていった人も地元に残...
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スーパーに節分の豆置いてあり隣にチョコも並ぶ哀しさ
平成二十九年一月十九日
8
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崇めるは天地にあるもの全て信じるのでなく感じるものなり
平成二十九年一月十九日
4
あらゆるものに神が宿るというアニ...
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「天下る」そこはかとなくなんとなく枕詞に似て非なるかな
平成二十九年一月十九日
6
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吾妹子に贈る曲にはインレタとハイポジションのカセットテープ
平成二十九年一月十八日
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アルバムのライナーノーツ読み耽り聴くメロディに心踊らむ
平成二十九年一月十八日
5
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お年玉くじで当たるはひとひらの切手シートが一枚二枚
平成二十九年一月十八日
5
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童謡を流し道行く灯油売り寒き日に冬告げ来たりけり
平成二十九年一月十八日
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震災を無事生き残り乗り越えて今生きていること噛み締めて
平成二十九年一月十七日
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あのとき死ななかったということの...
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人生のスパイスはみな辛すぎて骨身に染みて辛くなりぬる
平成二十九年一月十七日
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