なかしぃ卿さん
のうた一覧
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高校の帰り道に立ち寄りてたい焼き買ひし受験の冬
平成二十九年二月二十六日
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桜花白き柔肌慎ましく薄紅引きて夜に映えなむ
平成二十九年四月三日
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紺青のスーツ着られし新人のぎこちなさにも初々しけり
平成二十九年四月三日
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春雨のあがりてのちに東風吹かば我見ゆるまで桜な散りそ
平成二十九年四月七日
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故郷の誇り忘れじさりげなく鞄に地元のゆるキャラ揺れる
平成二十九年五月五日
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五月病「さつきやまい」と読みたればそこはかとなく雅なりしか
平成二十九年五月五日
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上の句は心の惑ひ下の句はまだ浮かばざり連休の終はり
平成二十九年五月七日
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X線透かして見れば影ありてやりたきことをやらむとぞ思ふ
平成二十九年五月七日
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皆人が四角見つめて何事か耽る無言の車内静けし
平成二十九年五月七日
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一点で支えしヒールの踵には意地で支える重き履き主
平成二十九年五月十九日
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奇跡とは身近にありて気付かざり路傍の草が芽吹くも奇跡
平成二十九年六月二十七日
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返答に困ったときに煙に巻く魔法の言葉「いい質問だ」
平成二十八年四月二十九日
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縛られし絆といふ名の鎖から解かれたくて故郷捨てなむ
平成二十八年十二月三日
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新年を迎える前にちらほらと郵便受けに喪中の葉書
平成二十八年十二月十二日
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車窓から眺める富士は澄み渡りすぐ過ぎ行きて名残惜しまむ
平成二十九年一月三日
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新幹線の車窓から見る富士山はあっ...
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出会ふ人皆々樣に縁があり二度と会へぬもそれもまた縁
平成二十九年一月十二日
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味噌醤油貸し借りできるこ近所は絶滅危惧種既に絶えたり
平成二十九年一月十二日
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ツイッターより文字数は少なけれ和歌に込めらる想いは無限
平成二十九年一月十六日
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塩むすび握りて繋ぐ縁結び炊き出しの朝皆に配りぬ
平成二十九年一月二十五日
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あしひきのヤマザキ春のパン祭りシール集めて皿に換えばや
平成二十九年一月二十八日
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