桜枝巧さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- 膝に在る記憶の重みごと全て拐いたい夜の君の横顔 令和五年五月二十二日 2 もっと見る
- 足裏の指の付け根を洗うとき貴方が全てだったと気づく 令和五年五月二十二日 1 もっと見る
- 夕立は冷たい 涙を吸い込んで夏を吐き出す君は透明 平成三十年六月三十日 2 もっと見る
- ベランダのナスの隣に植えている君が残した親指の爪 平成三十年六月三十日 3 もっと見る
- ざらついた幸福たちは今晩のシチューの所為だと信じていたね 平成三十年四月十日 5 もっと見る
- 桜色の恋をください 春風に散ったとしてもまたねと言える 平成三十年三月十七日 4 もっと見る
- 君の言う春一番の例としてアスパラガスの茎を手折った 平成三十年三月十七日 4 もっと見る
- 思い出は美しくあれ 封筒の端から漏れた糊をぬぐった 平成三十年二月七日 4 もっと見る
- 引力は支配している何もかも例えば君の感情だとか 平成三十年一月二十九日 1 もっと見る
- 人偏は多分知らない君の事ヒトは優しくないという事 平成三十年一月十五日 3 もっと見る
- ワンワンのしっぽについた二歳児の涎を落とすような人が好き 平成三十年一月十二日 2 人気者の影で頑張っているような人... もっと見る
- 結局は君が残ると分かってて消去法には頼れずにいる 平成三十年一月六日 8 もっと見る
- 舌先で「ラ、ラ、ラ」と歌う しゃぼん玉ひとつひとつを消して行く音 平成二十九年十月二十五日 9 もっと見る
- 青に溶ける君は「好きだ」と言い、僕は砂浜にただ足を沈めた 平成二十九年七月十八日 5 もっと見る
- 午前九時城に集まる課金騎士 銀色姫を追い求めては 平成二十九年三月三日 6 春休み期間なので、朝散歩。途中、... もっと見る
- 恋積もる君へと向かう小夜中の白雪溶かすくちびるは、熱 平成二十九年二月二十二日 6 恋積もる：止まない恋心を、雪に例... もっと見る
- くちづけは耳にください秘音言を鼓膜の奥へ落とし込むよう 平成二十九年二月二十二日 5 秘音言：ひっそりとした内緒話。 ... もっと見る
- さよならを集めたからです小夜中に黒々揺れる金魚のしっぽ 平成二十九年二月二十一日 7 もっと見る
- 敷き紙を皮も残さず剥がすだけで笑顔になれるあなたが好きだ 平成二十八年十二月二十九日 6 もっと見る
- 真ん中のあるドーナツは意地悪で君を覗き見させてくれない 平成二十八年十二月二十九日 7 もっと見る
