絮谷新さん
のうた一覧
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飴色に透きて蚕の肉叢の吐きし絹糸は午後の陽留む
平成二十八年十一月二十二日
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墮ち續く天使のごとに衞星の抛物線を描きて永遠に
平成二十八年十一月二十一日
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「王立宇宙軍」に人工衛星は回って...
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閉ぢられし紡錘形に紡ぎたる追想染むる冬の茜や
平成二十八年十一月十七日
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鈴の音の絶へて久しき夜の深し縹の一穗雪原に搖れ
平成二十八年十一月十五日
19
前掲の歌「降るる」を「降りて」に...
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柿の實の降るる橙照らしたる閉鎖病棟馬の眠りて
平成二十八年十一月十五日
18
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ハメハメハすべての風を歌とせば帆船座礁の白き砂浜
平成二十八年十一月十四日
20
童謡の持つナンセンスが好きで詠ん...
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施設とふ収容所にてただひとり膝突きて牀拭ひをり 父よ
平成二十八年十一月十三日
25
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マリオネットの瞳に映る吾の顔に時の残滓を見れば不知夜
平成二十八年十一月十二日
25
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人のなき石の廣場に劇場の消ゑてはためく黒き天幕
平成二十八年十一月十一日
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宗教や政治が短歌でタブー視されて...
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彷徨へば異邦のひとかフラミンゴ飛び立つ果てを夢見るわれは
平成二十八年十一月十日
20
前掲の歌の「饐うる」は「饐ゆる」...
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熟るる果の饐うる匂ひは滿ちゆきて部屋に塔影伸ぶる夕刻
平成二十八年十一月九日
16
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稻孫田に白鶺鴒の囀りて春を歌へと呼ぶ聲を聞く
平成二十八年十一月八日
21
実は聲という漢字、蟹でも検索でき...
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水鏡揺らすは宵の額髪トルコ桔梗に頬を寄すれば
平成二十八年十一月七日
19
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午後の陽を留む琥珀は晩秋の蠅の羽音の覆ひし沈默
平成二十八年十一月六日
22
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掌弄へば湛ふ夜の深し引き出し黒の織部の見込み
平成二十八年十一月四日
18
昨日連れ合いと陶芸フェスタなるも...
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窓に置く捧られたる薔薇透かし木枯らし揺らす紅葉の錦
平成二十八年十一月四日
18
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朔月の闇の天鵞絨伝ひたる幽かに白き指痕愛し
平成二十八年十一月二日
22
天鵞絨はリクシアナさまの歌より頂...
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鉄塔の殘雨の雫煌めかす航空燈火の赤き明滅
平成二十八年十一月一日
19
正しくは航空障害灯だそうです。
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鍵盤に踊る運指の見ゑざれば自動ピアノは午後に溶けゆく
平成二十八年十月三十一日
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在りし日の響みは消ゑて忘られし8ミリフィルムの彼女の名前
平成二十八年十月三十日
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