絮谷新さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 思へばその頃私は四歳で信じてたのは「きっと特別」 平成二十八年十二月八日 19 私のおじいさんがくれた初めてのキ... もっと見る
- 山の端の殘照染むる橙は月の架けたる虹とも見ゆれ 平成二十八年十二月八日 23 もっと見る
- 中央線轢死は日常茶飯事で死さへ唯一を留むことなし 平成二十八年十二月七日 16 元ネタは中澤系さんの ３番線快... もっと見る
- イタリアンホワイト摘みて徒らに過ぎし日の歌口遊みつつ 平成二十八年十二月七日 23 花言葉は「あなたを想い続けます」... もっと見る
- 注射針吾の肉叢を潛らせて傳ふ雫の滿てし終夜 平成二十八年十二月五日 18 お題は沙久様から頂きました。 もっと見る
- 始祖鳥の記憶覚ますや夕鴉空を引き裂く嘴紅し 平成二十八年十二月五日 18 秋日好様の仰られるここの反応が芳... もっと見る
- 望月の照らせし夜に横たふは海の波寄す墓所のアナベル 平成二十八年十二月五日 16 以前沙久様がポーのアナベル・リー... もっと見る
- 花麒麟少女死すれば円舞曲３３回轉のワルツに針を 平成二十八年十二月四日 21 最初のボーナスで購入したのはトー... もっと見る
- 義父の名を縫ひ付けられしネルシャツに柘榴の雫滲みて紅しも 平成二十八年十二月二日 18 もっと見る
- アルストロメリアと呟きし春のその接吻を棺に閉ぢて 平成二十八年十二月一日 17 もっと見る
- 拍子木の渡り響めば境内の銀杏輝く書割のごと 平成二十八年十一月三十日 21 もっと見る
- 占ひ師ワルプルギスの夜に問へば逆さ吊りなる道化の繪札 平成二十八年十一月二十九日 19 ファウストではなくベルリオーズで... もっと見る
- 玻璃窓に沈黙覆ひし昼つ方牀に移らふ冬の透き影 平成二十八年十一月二十八日 24 もっと見る
- 曲絶ゑて燠火の白き灰なれば掴むものなく消ゑゆく刹那 平成二十八年十一月二十八日 17 エリック・ドルフィー「ラストデイ... もっと見る
- カメレオンの凸面鏡に映されき砂の上なる龍舌蘭は 平成二十八年十一月二十七日 18 沙久様のお歌で連想した船長の名前... もっと見る
- 夜半浮かぶ半月なりしわが身ゆゑ半身映す海へ漕ぎ出づ 平成二十八年十一月二十六日 24 もっと見る
- アーケード竝ぶシャッター閉ぢられて錆びし看板燈る夕暮れ 平成二十八年十一月二十六日 22 もっと見る
- テーブルに置かれしままのマグカップ紅跡あれば白々と朝 平成二十八年十一月二十六日 19 さよならを言うことは少しのあいだ... もっと見る
- 春の夜に少女の咲きて謝肉祭案山子焚殺されて篝火 平成二十八年十一月二十四日 17 もっと見る
- 枯木立燃ゆる滿天星なかりせばその身を贄に捧げざらまし 平成二十八年十一月二十二日 23 皆様の被災なきことお祈りします。... もっと見る
