絮谷新さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 雲海の流るる峰に文鰩魚の跳ぬるは過ぎし夏の憬れ 平成二十八年十二月二十九日 22 最近はネットのおかげで難読漢字も... もっと見る
- まなうらに映るは雁の二羽三羽帰りゆくらむとほきふるさと 平成二十八年十二月二十八日 26 もっと見る
- 拍子木の音を渡して風車廻るは夕の墓標の蔭に 平成二十八年十二月二十八日 25 もっと見る
- にはたづみ懈怠に朽葉流しては石燈籠にたましひ浮かれよ 平成二十八年十二月二十七日 15 懈怠という言葉は開高健の夏の闇と... もっと見る
- 天の端連れて行かれどＳＭＡＰの影に隠れるジョージ・マイケル 平成二十八年十二月二十七日 18 私は別にファンというわけではない... もっと見る
- その春の遠き呟き聞こえまし薄氷眠る花の名問はば 平成二十八年十二月二十六日 23 もっと見る
- 瑠璃色な夏の夜明けの少し前万年筆に満ちるインクは 平成二十八年十二月二十五日 19 キャベツアニメと言って分かるひと... もっと見る
- 終業のタイムカードを印字する世界の終わるその前の刻 平成二十八年十二月二十三日 22 もっと見る
- 夕靄に烟る山際薄明かし家路に向かふ雁を數ふも 平成二十八年十二月二十二日 18 もっと見る
- 東雲に風傳おろしの流れ來し麓の里は火燈し頃かは 平成二十八年十二月二十二日 21 もっと見る
- 鶺鴒は夜明けの籠に閉ぢられてうしろの正面見やれば我の 平成二十八年十二月二十一日 17 彼の手記はここで中断してたのであ... もっと見る
- 陽だまりを渡る鳥影草の香は千鳥格子のハリス・ツィード 平成二十八年十二月二十日 20 正式和名は二重弁慶格子だそうです... もっと見る
- 彼方より寄するメールの文字化けて裏切り潛む昏きはつなつ 平成二十八年十二月十九日 22 文字コードをUTF-8に固定して... もっと見る
- 冬の田に子らの歩みて冠雪の朝影光る遠き山脈 平成二十八年十二月十八日 31 子供の嬉しそうにしている姿をみる... もっと見る
- 文字盤に閠巧みて刻告ぐる機械仕掛けの立待月よ 平成二十八年十二月十六日 25 機械式腕時計はモーリス・ラクロワ... もっと見る
- 晝寢ぬる媼の額に蠅留まり羽音の消ゆる冬の廣縁 平成二十八年十二月十五日 23 どうでもいいことですが、穂村弘の... もっと見る
- 行き違ふ葬儀の列に風花の舞ふはささめき逝きしものらの 平成二十八年十二月十五日 24 サーバー復旧に感謝です。 もっと見る
- ぬばたまの千入の帳下ろされて壺天を秘むる永久凍土 平成二十八年十二月十三日 20 くれなゐの千入のまふり山のはに日... もっと見る
- 足元の凍つる湖より透かし見る沈みて朱き鳥居の影を 平成二十八年十二月十二日 25 もっと見る
- またひとつ町醫者消ゑて告天使墜つ 駐車場の空高かりし 平成二十八年十二月十日 29 もっと見る
