絮谷新さん
のうた一覧
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湖渡るさざなみ遠き窓邊にて電氣仕掛けの蝶を夢見る
平成二十八年四月一日
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フィリップ・K・ディックと胡蝶の...
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沈丁花香る庭先過ぎ聞こゆ拙き運指のソルフェージュ
平成二十八年三月三十一日
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捕虫灯照らす霊廟青白きカーバイト倉庫探してゆくに
平成二十八年三月三十一日
2
実は宮沢賢治よくわかりません。 ...
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肉叢を裏返すがごと覗き見る光る星無きわが渾天儀
平成二十八年三月三十日
5
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耳鳴りとなりて雲雀の聲滿つる頭蓋の蒼天は底ひ墜ちゆく
平成二十八年三月二十九日
4
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うちはやす掌なくば何ぞせむ夕暮れ電柱一羽の鴉
平成二十八年三月二十七日
4
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廃線となりしレールに耳あてば渡りくるなり地平の響き
平成二十八年三月二十六日
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もの思い耽るに長き夜のしじま花びら落つる水音のして
平成二十八年三月二十四日
5
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夜明け前の瑠璃色インクで便り書く春告鳥になりたきわれは
平成二十八年三月二十四日
5
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一日ごと子らの消えゆく杜昏しもういいかいの返事はなくて
平成二十八年三月二十三日
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子供たちが犠牲になる事件が多すぎ...
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光射す川面に揺らぐ水藻は流れし時を抱きて優し
平成二十八年三月二十二日
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自己愛は閉じ込めておけセロハンに他者見るわれは微レ存なれば
平成二十八年三月二十一日
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たくらみをそっと蚕の繭に詰め愛は浄らな火薬庫になる
平成二十八年三月二十一日
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山裾のしげき雨降る道ゆけば納屋朽ち果てて草木深し
平成二十八年三月十八日
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マッチするつかの間遠き日を思ふ遺構といふものわれにはありや
平成二十八年三月十六日
5
寺山修二の本歌取りです。 マッ...
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夜明け前不意に汽笛を耳にする最後の貨車の家路着くころ
平成二十八年三月十五日
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塀一面染める冬陽は琥珀にて蠅の羽音を永久に留める
平成二十八年三月十五日
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壊されてのちの廃地に残りたる行方を持たぬ非常階段
平成二十八年三月十四日
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ソーダ水滿ちたグラスを透かし見る水平線は虚像たるらし
平成二十八年三月十三日
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