絮谷新さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 塋域に搖るる寫し繪ロールシャハ三つのクォーク捧げし夢の 平成二十九年二月二十四日 14 Three quarks for... もっと見る
- 廢工場崩る烟突音なきに煩はしきは晝の蠅の音 平成二十九年二月二十三日 17 もっと見る
- 嘲りは肺を病みたる竒術師の解體かうぶる春の鶯 平成二十九年二月二十三日 12 もっと見る
- 青春とふ値域に虚數忍ぶれば階差機關の狂ひし五月 平成二十九年二月二十二日 13 チャールズ・バベッジに。 もっと見る
- 陰毛に藍き月かげ瀝りて謀略滿つる金魚鉢かな 平成二十九年二月二十二日 5 ポール・デルヴォーといえば陰毛。... もっと見る
- ジャバウォックの咆哮響む春の宵ギムレットには少し早くて 平成二十九年二月二十一日 13 ギムレットにはまだ早い。 もっと見る
- モルフォ蝶碧き鱗粉鏤めて鯘りゆく香の幽けき夕べ 平成二十九年二月二十一日 17 もっと見る
- 冬蝶を留む氷瀑覆ひたるは永遠に降り積む氷河のしじま 平成二十九年二月二十日 20 もっと見る
- 涅槃西風載りて伸びゆく白球を追ふ少年 頰うらうらと紅 平成二十九年二月十八日 24 最近はネタが浮かばなくてややこし... もっと見る
- 己が身を食みて無限の虚ろかな辛夷の白き花咲く後刻 平成二十九年二月十七日 22 なんと言うか、自分でも厨二病が進... もっと見る
- 邯鄲の夢より溢る変若水に今日夕光のエッシャー忌過ぐ 平成二十九年二月十六日 18 邯鄲の枕に変若水はできてません。... もっと見る
- 己が影空に映せばみづあさぎそのヒヨコ売り逐電ののち 平成二十九年二月十五日 19 地面に投じた自分の影をながめてか... もっと見る
- 「いつかまた」とあなた旅立つ九月にはきっと来ないと知って微笑む 平成二十九年二月十四日 23 懐かしのCCR。まあそんな歳です... もっと見る
- 朝靄のロマネに貴腐の香を聞けばきぬぎぬ告ぐる聲はものかは 平成二十九年二月十四日 20 待つ宵の更け行く鐘の声聞けば あ... もっと見る
- かの少女有平棒に閉ぢられて昇りゆきては空の群青 平成二十九年二月十三日 15 昨日は諸事情でログインできてませ... もっと見る
- 擦り切れしレコード盤の内圓に針の廻る午後の鴇色 平成二十九年二月十三日 19 もっと見る
- きさらぎはチェルシー橋の燈しごろ椿に積もる雪のくれなゐ 平成二十九年二月十一日 23 スタンダードの曲目にChelse... もっと見る
- アンニュイと言へば軽きにきさらぎのきぬぎぬ明し夢とも見ゆれ 平成二十九年二月十一日 2 もっと見る
- 毀るれば燃ゆる家屋の静けしに平均律のグレン・グールド 平成二十九年二月十一日 3 もっと見る
- 雷鳴の響む咫尺の閃光はほんの小さな昔の殺意 平成二十九年二月十日 19 もっと見る
