絮谷新さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- かわたれの沙羅万雷は蒼白く雨風渡る風車のごと 平成二十八年六月十日 10 もっと見る
- 夜の奥へ虎よ虎よと叫びつつ詩人は森を駆けてゆくめり 平成二十八年六月九日 8 もっと見る
- 潮馴るるポルノ雑誌を陰に置き雲影奔る実る麦畑 平成二十八年六月九日 1 るが多すぎる もっと見る
- 認知症となりし父連れ散歩する記憶の迷宮憎しみ溢れ 平成二十八年六月九日 7 もっと見る
- 捕虫灯に迷ひ蛾あたる音のして密かに積もる命蜉蝣 平成二十八年六月八日 11 https://www.yout... もっと見る
- 朝髪の乱りて萎む月見草開けし夜の記憶仄かに 平成二十八年六月七日 10 もっと見る
- 眠られぬ夜に骸を横たへて名も無き鳥の寄すレクイエム 平成二十八年六月六日 10 もっと見る
- 昼花火音は虚ろにとよめきて回転木馬の巡る日常 平成二十八年六月五日 10 もっと見る
- 己の面にダイナマイトを括り付け虚空に飛び込むＪ・Ｐ・ベルモンド 平成二十八年六月五日 8 勝手にしやがれそのまんまです。 もっと見る
- 長雨に待つひと來ねば終日猫は眠りて訪ふは夕刻 平成二十八年六月四日 1 歌会初投稿です。よろしくお願いし... もっと見る
- 頂の日照雨羽裏に描かれて麓の宅に靄ぞ流がるる 平成二十八年六月四日 9 字数間違えていたので、再投稿です... もっと見る
- 欲すれば遣らずの雨のしげきにて君の面影留む芍薬 平成二十八年六月四日 11 もっと見る
- 東雲の瑠璃色染むる庭の端に咲きて菖蒲は夏への予感 平成二十八年六月三日 13 もっと見る
- 奥津城に捧ぐ線香たゆたひて見上ぐる空のわれの小ささ 平成二十八年六月一日 13 もっと見る
- お茶の葉も燃やせばなるほど熱になるペットボトルのカロリー表示 平成二十八年六月一日 5 もっと見る
- 初夏の寝覚めの風は夢に見し少女の髪の香り残しぬ 平成二十八年六月一日 12 もっと見る
- 三つ瀬川渡る鈴の音聞きしかば失くせし恋に燃ゆる蛍よ 平成二十八年六月一日 9 昔読んだ「雨月物語」をイメージし... もっと見る
- 髮梳す逢えぬ終夜やるせなし海酸漿を鳴らしてみるに 平成二十八年五月三十一日 8 宵待草を歌にしてみようかと。おっ... もっと見る
- 雫にて滲む窓より見おろせば色とりどりの傘は紫陽花 平成二十八年五月三十一日 14 もっと見る
- 窓辺置く水栽培の花は枯れ日差しは玻璃の噐に零る 平成二十八年五月二十九日 13 もっと見る
