絮谷新さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 雨烟り默す水力発電所高き峰より管路を渡し 平成二十八年七月十四日 16 もっと見る
- 眼裏の陽射しに舞ひて夏帽子いつ見きとてか時に迷へば 平成二十八年七月十四日 11 もっと見る
- 暑き日のせしこと能わず蝉時雨われにその日の絵日記与えよ 平成二十八年七月十三日 13 もっと見る
- 猫眠るその定位置は君の膝見るのはきっと綿の国星 平成二十八年七月十二日 12 そのころ大島弓子は私にとってまさ... もっと見る
- ミツビシの消しゴム頭の鉛筆をポキンと折れば開く夏空 平成二十八年七月十一日 14 ご察しのこととは思いますが、デビ... もっと見る
- ブラ透ける女子高生の立つ小屋に「悔い改めよ」とブリキの看板 平成二十八年七月十日 12 田舎あるある。 もっと見る
- 俄雨過ぎて東屋滿たすのは雫滴る小さき雨音 平成二十八年七月十日 18 もっと見る
- 山高帽無数に降れば雨模様お辞儀というには不躾な午后 平成二十八年七月九日 11 もっと見る
- 掛けられた「神外出中」を裏返しドンディス見れば逃げる予言者 平成二十八年七月九日 10 ドンディス＝Don't... もっと見る
- 時計塔天の果てへと伸びゆけば地にて報らせを受くるもの無き 平成二十八年七月八日 13 もっと見る
- 欲望をペーストさせて日日を生き「あたためますか」と聞くは店員 平成二十八年七月八日 14 もっと見る
- 蒼氓のひとの奏でるオカリナに逃げ水惑う荒地の彼方 平成二十八年七月七日 13 もっと見る
- 暗き世の声は乾きて銃となる憎しみ燃ゆるテロルの響き 平成二十八年七月六日 13 こういう歌が詠まれない日が来ます... もっと見る
- 真夜中の三面鏡は開かれて鏡文字なるわれを呼ぶ声 平成二十八年七月六日 18 近くの図書館では穂村弘さんの訳さ... もっと見る
- 夏の夜にそっと爆薬忍ばせて檸檬の月かグレン・グールド 平成二十八年七月五日 10 いい歳こいてと言われそうだけど、... もっと見る
- ラベンダーの香りを満たす園に舞ふ紋白蝶はわれを夢とす 平成二十八年七月四日 15 もっと見る
- 水蜜桃密滴りて甘き香の果肉は白き肌の危うさ 平成二十八年七月三日 6 もっと見る
- 「気付いてよ」そんな憶いを抱いた日が今も続いて歌を詠ませる 平成二十八年七月三日 18 皆さまのおかげで1000点超えし... もっと見る
- ぬばたまの髮を盥に潛らせば風鈴渡すセピアの音色 平成二十八年七月二日 16 もっと見る
- 僕たちはひこうき雲を追いかけて空一点の明日に恋する 平成二十八年七月一日 19 もっと見る
