絮谷新さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 投光噐照らすクレーンに吊されし蛾眉の愛撫の觸れて冷たし 平成二十八年十月十一日 19 もっと見る
- 汝の影の空を渡れば須臾の闇アスファルトには雨の香満ちて 平成二十八年十月十日 20 林林様ごめんなさい。漢字間違えま... もっと見る
- やじろべゑ揺れる指先野を指せば届くものなく覆ひし雲翳 平成二十八年十月九日 18 もっと見る
- 秋の陽はホルマリン漬け透過して胎児の睡る永遠といふこと 平成二十八年十月八日 17 もっと見る
- 冷たき乳三角パックに満たしては処女懐胎の平面幾何学 平成二十八年十月七日 13 大層な物言いですが、コンビニに置... もっと見る
- 白浪の寄せる逢瀬は泡沫に消ゑて磯鷸殘す足跡 平成二十八年十月六日 20 もっと見る
- 虹の端は螺旋の夢に閉ざされき紙風船の行方を問へば 平成二十八年十月五日 20 時々思うこと。ビル・エヴァンスは... もっと見る
- かの肌に纏ふ香りは山茶花の移らふ闇に咲きて新月 平成二十八年十月四日 19 三日ぶりです。ちょっとサボってま... もっと見る
- 潮満ちて更けゆく夜に訪ふひとのあらむや戸なぞ開く音のして 平成二十八年九月三十日 20 もっと見る
- 眼裏に浮かぶ翼は信天翁ふいに時計のセコンド止みて 平成二十八年九月二十九日 13 もっと見る
- 春の日の復活祭の卵置く彼女の声の届くとこまで 平成二十八年九月二十八日 19 もっと見る
- 騙された気分はどうだと問ふ彼の嘲り滲みる哀しみのあり 平成二十八年九月二十七日 19 原文は”A HA HA,Ever... もっと見る
- 金色の稲穂を渡すささめきは「泣くのはおよし」と風の搖籃 平成二十八年九月二十六日 27 秋日好様の「揺れる」のお題に応え... もっと見る
- 海風に背中を押され揺れながらアランの沖に漕ぎ出づる漁師 平成二十八年九月二十五日 17 以前詠んだセーターの歌から。 ... もっと見る
- 過ぎし夏思へば燈る電柱の等間隔に竝びし孤獨 平成二十八年九月二十五日 22 もっと見る
- 野に揺れる風船唐綿綿帽子空に帆船浮かべる午後の 平成二十八年九月二十四日 17 とい・こういち様がタンポポの綿毛... もっと見る
- 毀レモノ抱えて生きてるんだから卵パックで包んであたしを 平成二十八年九月二十三日 16 ボカロネタです。 https:... もっと見る
- 橋脚を殘せしままの山間に汽笛傳ふる雁渡しかな 平成二十八年九月二十二日 20 もっと見る
- 忘却の流れを染むる曼珠沙華水藻に絡む櫛を贄とす 平成二十八年九月二十一日 17 被りまくるので彼岸花をモティーフ... もっと見る
- 柿実る畑に狐の嫁入りて祭囃子を渡す行列 平成二十八年九月二十日 24 もっと見る
