絮谷新さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- いちめんに廣ぐる砂丘色失せて雪の降り積む一月の男 平成二十九年一月十六日 17 もっと見る
- 国滅び文明滅び種の滅びゆくほんの刹那の星の瞬き 平成二十九年一月十四日 25 そう悲観するこでもなくて。 人... もっと見る
- まなうらに結ぶ矢車菊縹し幽き日照雨の波紋を聽けば 平成二十九年一月十三日 16 もっと見る
- 立ち籠むる雲翳の疾く流れ行き空の重きを風の知らしむ 平成二十九年一月十二日 22 もっと見る
- 貝殼を砂丘に拾へば薄紅の内耳の渦に馨る潮風 平成二十九年一月四日 26 しばらく留守していていました。ま... もっと見る
- 思ふのはシフトをＲに入るるとき生れし日よりの老いそめにきを 平成二十八年十二月三十日 22 それだからこそ少しでも前を向いて... もっと見る
- まなうらに映るは雁の二羽三羽帰りゆくらむとほきふるさと 平成二十八年十二月二十八日 26 もっと見る
- にはたづみ懈怠に朽葉流しては石燈籠にたましひ浮かれよ 平成二十八年十二月二十七日 15 懈怠という言葉は開高健の夏の闇と... もっと見る
- 夕靄に烟る山際薄明かし家路に向かふ雁を數ふも 平成二十八年十二月二十二日 18 もっと見る
- 東雲に風傳おろしの流れ來し麓の里は火燈し頃かは 平成二十八年十二月二十二日 21 もっと見る
- 陽だまりを渡る鳥影草の香は千鳥格子のハリス・ツィード 平成二十八年十二月二十日 20 正式和名は二重弁慶格子だそうです... もっと見る
- 晝寢ぬる媼の額に蠅留まり羽音の消ゆる冬の廣縁 平成二十八年十二月十五日 23 どうでもいいことですが、穂村弘の... もっと見る
- ぬばたまの千入の帳下ろされて壺天を秘むる永久凍土 平成二十八年十二月十三日 20 くれなゐの千入のまふり山のはに日... もっと見る
- 山の端の殘照染むる橙は月の架けたる虹とも見ゆれ 平成二十八年十二月八日 23 もっと見る
- 始祖鳥の記憶覚ますや夕鴉空を引き裂く嘴紅し 平成二十八年十二月五日 18 秋日好様の仰られるここの反応が芳... もっと見る
- 拍子木の渡り響めば境内の銀杏輝く書割のごと 平成二十八年十一月三十日 21 もっと見る
- 玻璃窓に沈黙覆ひし昼つ方牀に移らふ冬の透き影 平成二十八年十一月二十八日 24 もっと見る
- カメレオンの凸面鏡に映されき砂の上なる龍舌蘭は 平成二十八年十一月二十七日 18 沙久様のお歌で連想した船長の名前... もっと見る
- 枯木立燃ゆる滿天星なかりせばその身を贄に捧げざらまし 平成二十八年十一月二十二日 23 皆様の被災なきことお祈りします。... もっと見る
- 鈴の音の絶へて久しき夜の深し縹の一穗雪原に搖れ 平成二十八年十一月十五日 19 前掲の歌「降るる」を「降りて」に... もっと見る
