絮谷新さん
のうた一覧
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鶺鴒は夜明けの籠に閉ぢられてうしろの正面見やれば我の
平成二十八年十二月二十一日
17
彼の手記はここで中断してたのであ...
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文字盤に閠巧みて刻告ぐる機械仕掛けの立待月よ
平成二十八年十二月十六日
25
機械式腕時計はモーリス・ラクロワ...
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足元の凍つる湖より透かし見る沈みて朱き鳥居の影を
平成二十八年十二月十二日
25
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注射針吾の肉叢を潛らせて傳ふ雫の滿てし終夜
平成二十八年十二月五日
18
お題は沙久様から頂きました。
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占ひ師ワルプルギスの夜に問へば逆さ吊りなる道化の繪札
平成二十八年十一月二十九日
19
ファウストではなくベルリオーズで...
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夜半浮かぶ半月なりしわが身ゆゑ半身映す海へ漕ぎ出づ
平成二十八年十一月二十六日
24
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アーケード竝ぶシャッター閉ぢられて錆びし看板燈る夕暮れ
平成二十八年十一月二十六日
22
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春の夜に少女の咲きて謝肉祭案山子焚殺されて篝火
平成二十八年十一月二十四日
17
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飴色に透きて蚕の肉叢の吐きし絹糸は午後の陽留む
平成二十八年十一月二十二日
28
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墮ち續く天使のごとに衞星の抛物線を描きて永遠に
平成二十八年十一月二十一日
22
「王立宇宙軍」に人工衛星は回って...
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マリオネットの瞳に映る吾の顔に時の残滓を見れば不知夜
平成二十八年十一月十二日
25
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人のなき石の廣場に劇場の消ゑてはためく黒き天幕
平成二十八年十一月十一日
27
宗教や政治が短歌でタブー視されて...
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彷徨へば異邦のひとかフラミンゴ飛び立つ果てを夢見るわれは
平成二十八年十一月十日
20
前掲の歌の「饐うる」は「饐ゆる」...
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熟るる果の饐うる匂ひは滿ちゆきて部屋に塔影伸ぶる夕刻
平成二十八年十一月九日
16
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掌弄へば湛ふ夜の深し引き出し黒の織部の見込み
平成二十八年十一月四日
18
昨日連れ合いと陶芸フェスタなるも...
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鉄塔の殘雨の雫煌めかす航空燈火の赤き明滅
平成二十八年十一月一日
19
正しくは航空障害灯だそうです。
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鍵盤に踊る運指の見ゑざれば自動ピアノは午後に溶けゆく
平成二十八年十月三十一日
21
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砂丘にて半ば埋もるる姿見に浮かぶ気球のモノクロームかな
平成二十八年十月二十六日
17
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一片の羽毛の降りて不意に充つ靜寂の深しアクアリウムは
平成二十八年十月二十五日
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音の無きメトロノームの振幅を内に感じて靴を揃える
平成二十八年十月二十三日
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