ななひとさん
のうた一覧
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座礁船に揺れるブランコ キリ キリ 共振する心臓
平成二十一年二月十日
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いちめんの換気扇である。一人の男がひたすら思い詰めているのである。
平成二十一年十月二日
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交差する髪の毛 走る有機体の群れ 咀嚼のひととき ゆっくりと揺れるよ
平成二十一年十月九日
6
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やまいのゆらゆらがひたひたとよってくる。わたくしはやわらかに伸び続けるよ。
平成二十一年十月十六日
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それは「かつて」の破片である。くしゃくしゃのスチール缶がひたすら冷えている。
平成二十一年十月十六日
6
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手から脳がにょろにょろ伸びる。蒼白な青年である。踏切が切断する頭である。
平成二十一年十月二十四日
6
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それからのひととき私たちの亡きがら夢のこちらがわでひたすらに憧れを。
平成二十一年十月三十日
6
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カマンベールに指を突っ込む。秒針の鋭利に欲情する乙女よ。
平成二十一年九月三十日
5
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分裂した少女状のかたまり。鬱血した舌が、びらびら「こんにちは」を振り撒く
平成二十一年十月二日
5
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夢に降り注ぐホーホケキョの群れが責め立てるガイガーカウンターだらけの街。
平成二十一年十月二日
5
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まがった指ばかりである。男はノイローゼなのである。削除特急がよぎる。
平成二十一年十月三日
5
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あなたはやさしい人です。やさしい人です。交差する飛行機取り巻く音響の中で
平成二十一年十月二十六日
5
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夕闇をひとくちで食べる猫。夢がゆらゆら溢れ、虹色の空から降り注ぐものたち
平成二十一年十一月九日
5
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針人間捨象する遮断機つかの間すぎる体温幼虫の盲目
平成二十一年二月九日
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ゾウリムシの真実である。給湯管からやわらかな憔悴が這い出る。
平成二十一年九月三十日
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地面から少女がにょきにょき。顔のない人間が街道を走る。そこには海がある。
平成二十一年十月七日
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胸のCMだらけである。大量生産の鶏卵。サプリメントが延々と噛み砕かれるよ
平成二十一年十月九日
4
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浮かび上がる。その言葉だけがうれしい。低く流れよ。低く低く流れよ。
平成二十一年十月九日
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ねらんぼりあ、ぬらんぼりや、つぶやきながら意味もなく側転がしたいのである。
平成二十一年十月十六日
4
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少年は干からびていた。舌だけが彼の全存在であった。無数の気球が堕胎する。
平成二十一年十月二十四日
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