くららさん
のうた一覧
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人生は 双六なりて 賽投げる 手は歳ごとに 重くなりゆく
平成二十八年五月二十一日
10
歳を重ねるごとに、大きな賭けはし...
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髪型も 仕事も 何が 合ってるか 解らぬままに 月日は流れ
平成二十八年五月二十一日
10
合っているような、合っていないよ...
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助けてと 伸ばした手を取る 人は無く 荒海導く 灯台も無し
平成二十八年五月八日
10
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切り花に なりて花瓶の 白百合の 咲くこともなく 蕾枯れゆく
平成二十八年五月六日
15
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飛行機の 窓から気付く 丸い地球 私もまーるく 心もまーるく
平成二十八年五月一日
11
と、思ってはいるものの…
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あの世には 手ぶらで行くほか 道は無し 金や名誉が なんぼのもんじゃ
平成二十八年四月二十四日
13
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月へ行き 宇宙の果てに 思い馳せ されど己の 大地を知らず
平成二十八年四月十七日
12
宇宙へ行く技術がありながら、未だ...
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清濁を 併せ呑むこと 難しく 清だけ愛でるは 誤りなるや
平成二十八年三月二十七日
11
清濁併呑できるほどの器には、なか...
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この世には 喰わぬがましの 餅がある かんしゃくモチと やきモチとかや
平成二十八年三月二十四日
7
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コート脱ぎ 身軽になりて 人波の ゆったり流れる 交差点かな
平成二十八年三月二十一日
13
スクランブル交差点。心なしか、歩...
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百万の 偉人の言葉に 勝るのは 静かに寄り添う 人の温もり
平成二十八年三月十三日
23
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言葉とは 時に無力で 虚しくて 正しく伝える 術をも難く
平成二十八年三月十三日
11
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グーグルで 辿る第二の 故郷は 庭の木さえも 昔のままで
平成二十八年三月十三日
20
昔、住んでいた、あの国の家。お庭...
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あの国の 春の匂いの 愛おしく 目を閉じ想う 菜の花の丘
平成二十八年三月十三日
16
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悲しみを 歌に詠んでは 我思う 言葉の及ばぬ ものもありやと
平成二十八年三月十二日
20
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地震とは 自然相手の ことなれど やりきれぬかな 彼の光景は
平成二十八年三月十二日
8
天よ、あそこまで破壊する権利は、...
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やり場ない 憤りすら 感じては 地震の傷痕 涙でかすむ
平成二十八年三月十二日
10
そこに生きていた人々が何をしたと...
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水仙が 想い出させる 遠い記憶 時空を超えて 心に刺さる
平成二十八年三月五日
18
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音も無く 静かに時は 流れゆく 心に折り合い つけれぬままに
平成二十八年三月五日
17
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掌を すり抜け落ちる 水のよに また しあわせが するりと 消えた
平成二十八年三月四日
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