ほたるさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 菜種梅雨にモンシロチョウの羽根は濡れゆっくりと濃くミルクしたたる 平成二十五年三月二十八日 5 短歌ブログ blog.goo.n... もっと見る
- 春キャベツ幸福感も絶望も知らないままにやわくほどける 平成二十五年三月二十八日 8 もっと見る
- 幼くてまだ悲しみに気づかない少女のような春キャベツ食む 平成二十五年三月二十八日 10 もっと見る
- エジプトの駱駝の小瓶ふかみどり甘い香りの毒かもしれず 平成二十四年十一月三十日 4 娘にもらったエジプトのおみやげ・... もっと見る
- 電柱の天辺にいる三日月を誰かのぼってつかまえてきて 平成二十三年十二月二十六日 9 もっと見る
- 足裏のわずかな表面積で立つ無限の空は平等である 平成二十三年十二月二十六日 9 もっと見る
- とりかえしのつかないことをしたようにパールの指輪が消えてしまった 平成二十三年十二月十日 4 月食の夜に もっと見る
- 特別な日にだけ食べる極上のデザートのように君を定義する 平成二十三年十二月九日 7 自分の中で昇華される恋人。 もっと見る
- 孤高なる歌人の軌跡たどる日の図書館の窓に細き雨降る 平成二十三年十二月八日 7 歌人、大西民子に関する評論を、結... もっと見る
- アルバムの中の少女も色あせてサンタクロースを思い出せない 平成二十三年十二月四日 9 もっと見る
- 夕焼けは心にみのる熱情をとろとろ溶かすぬるめの紅茶 平成二十三年十二月三日 15 もっと見る
- いつになくあなたの窓の幸せを静かに嫉妬している聖夜 平成二十三年十一月二十七日 13 クリスチャンでもないのに、独りの... もっと見る
- 七人のうちの五人がケイタイの電波に洗脳されてる終電 平成二十三年十一月二十七日 9 何かに取りつかれたようにケイタイ... もっと見る
- 気付かれず君の鞄のすみっこにあることを望むあのラブレター 平成二十三年十一月二十六日 7 もっと見る
- ジェラシーの残骸としてペアリング落としたベッドに最後の朝焼け 平成二十三年十一月二十六日 6 最後のジェラシー もっと見る
- 福島の新米届きその白さ甘さを今年も感謝するのみ 平成二十三年十一月二十一日 11 夫の実家、福島から毎年新米をいた... もっと見る
- 眠れずに寝返りうてば臭覚にかぶさる残酷、シャンプーを変える 平成二十三年十一月二十一日 4 髪の匂いは、エロチックでもあり、... もっと見る
- ブックカバーわが体温を吸い取って掌の中革の匂いする 平成二十三年十一月十七日 8 手になじむ革のブックカバーが好き... もっと見る
- 残された赤ワインにはトロトロと壜の緑が溶け込んでいる 平成二十三年十一月十六日 6 秋の夜長に もっと見る
- まだ少し青いトマトの歯ごたえはつかまえられないあなたの本心 平成二十三年十一月十五日 8 いつまでも青く新鮮なトマトのよう... もっと見る
