ほたるさん
のうた一覧
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なにもかもあっさりと捨てる妄想に囚われている曇天の午後
平成二十三年六月八日
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曇天は好きです
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ため息をつけば幸せ逃げるって?そんな溜息ためてどうする
平成二十三年六月十六日
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みっともなくても、溜息ついて毒は...
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葡萄酒の赤紫の思い出は去年のシャツの胸元にある
平成二十三年六月十九日
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ちょうど、赤ワイン飲んでたので^...
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夏祭りあなたが近づくすれ違う数秒間のわたしの花火
平成二十三年七月一日
13
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価値観は誰にも批判できぬもの熟れたトマトか青いトマトか
平成二十三年七月三十日
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私が大嫌いなものを、大好きな人が...
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この壜に溜め込んでいるドロップは独りでなめる甘い偶像
平成二十三年十月二十三日
13
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さよならと突然言われ取り乱し盗んだ三日月おとしてしまった
平成二十三年十月三十一日
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うっとりするような三日月の夜です
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いつになくあなたの窓の幸せを静かに嫉妬している聖夜
平成二十三年十一月二十七日
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クリスチャンでもないのに、独りの...
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惚れる とは 身体のなかの何らかの 正体不明の虫の目覚めか
平成二十一年三月七日
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明日のため塗ったマニキュア剥がれ落ち一人芝居と気付く指先
平成二十二年三月二十八日
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夜思うことと明日の現実と
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二人ともあともう少し年老いて飲み友達になれればいいのね
平成二十二年四月二日
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そんな心の余裕が欲しい
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万年筆のインクの黒の鮮やかさ真白きノートの心が欲しい
平成二十二年四月二十一日
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下手な字でも、なんとなく意味あり...
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しきたえの君の枕のくぼみさえ愛しと思う、我は盲目
平成二十二年五月一日
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考えても解らない事重すぎて自らの肩抱きしめて泣く
平成二十二年五月二日
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哀しみが途切れとぎれに襲い来る 良い妻、良い母であるわたくしに
平成二十二年五月九日
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優等生にはなれません
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愛娘とスタバで語る三時間二十二の我 夢か現か
平成二十二年五月三十日
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怖いくらいにあの頃の私に似ている...
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ひさかたの雨降る窓に滲むのは君の本音とわたしの自由
平成二十二年六月十四日
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傍観者として自分を見ることができ...
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ぬばたまの闇に浮かんだマンションの幾多の灯、いっせいにわれを見る
平成二十二年六月十七日
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電車の窓から外をながめている時突...
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ぽたりぽたりと雨粒の土に染みるごと人を恋する梅雨寒の夜
平成二十二年七月十三日
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今夜は少しひんやりとした空気です...
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石となり転がれどなお肩凝りの消えないわたし 力を抜けず
平成二十二年七月十七日
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執着を捨てたいものです~^^
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