ほたるさん
のうた一覧
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人は何故 生まれるのかと 湧き出す疑問 シンプルすぎて死ぬまで解けない
平成二十一年四月十七日
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死と向き合った歌人 山上憶良 千三百年を越えてリアルに
平成二十一年四月十六日
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輪郭がトロトロ溶けるアイスクリーム そんな月夜は一人がいいよね
平成二十一年四月十六日
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今宵飲むお酒の中に忍び込み 我を酔わせて降る春の雨
平成二十一年四月十四日
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今夜こそ明日こそ何をするべきか 決められぬまま涙あふれて
平成二十一年四月十三日
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高層のビルが主張するものは 重い孤独と揺るがぬプライド
平成二十一年四月十一日
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お気に入りのカフェはまるでガラス箱 雨降る日には魚になれます
平成二十一年四月八日
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ワインだけじゃ寂しい夜は折鶴を チーズの包み紙ちょうど真四角
平成二十一年四月八日
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一本のバナナと豆乳200cc 朝の元気を お願い ミキサー
平成二十一年四月八日
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甘きココア我が魂を抱くがごと 舌をとろかし喉もとを撫で
平成二十一年四月七日
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二杯目のコーヒー冷めて悲しくて まだ生活に戻れないカフェ
平成二十一年四月七日
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虚しさと自己満足を混ぜており 解決のない人生のごと
平成二十一年四月五日
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レシートの裏にメモした言葉たち 眉墨の色あらためて見る
平成二十一年四月五日
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平日のお休みの日は安らかに 一人を楽しむ 外は春嵐
平成二十一年四月二日
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漆黒の空に滲んだ弓の月 君は俯き 泣いてるんだね
平成二十一年三月二十五日
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生活音 風のうなりも微かなり カエルのように冬眠したい
平成二十一年三月二十二日
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部屋に一人 溢れる嫌悪を吐き捨てる 愛する「自分」を保ってゆくため
平成二十一年三月二十二日
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土曜日の 街角赤き夕陽浴び 誰を待つのか 少年美し
平成二十一年一月二十五日
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青き空へ 挑み向かうか 高層ビル 孤高の君の 哀しみを見る
平成二十一年一月二十五日
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遠い日の 夢をみた夜 わたくしは 写真の中の 動かぬ少女
平成二十一年一月二十三日
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