リクシアナさん
のうた一覧
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纜が解けて小舟は離れ行く朝霧深き湖の秋
平成三十年十一月二十五日
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幼き日夢の尻尾を掴んでた今日足元に萎む風船
平成三十年十一月二十五日
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冬星を水面にひろげ君を待つ夜の冷たさ支笏湖の晩秋
平成三十年十一月十三日
23
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樹皮冴える白樺木立葉も落ちて雨を数える晩秋の候
平成三十年十月二十四日
26
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秋陽に今が盛りと咲く菊の霜の朝に蕾惜しまず
平成三十年十月二十二日
22
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言い含め旅に送りし君なれど帰る家なき秋風の里
平成三十年十月十一日
26
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涼秋の青空のもと金色の稲田のうねりに舞う群れ雀
平成三十年九月二十三日
23
秋です!
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噴水の影も虚ろな秋の暮れ水の帳に結ぶ面影
平成三十年九月二十一日
20
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野分け行きほっと見上げる秋の空朝餉に香る落葉茸
平成三十年九月五日
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夏衣を掛けた衣桁に秋入梅とおさぬ袖の露草の青
平成三十年八月二十四日
23
しずくさん、ごめんなさい。 字...
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陽晒しの罅割れ秋の水中花雨に咲かせて諦める夜
平成三十年八月二十四日
21
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趾痕の微かに窪む桐下駄に触るれど遠き母在りし夏
平成三十年七月十七日
31
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逢い初めし君と駆り行く湖畔道帰路を塞ぎし支笏湖の霧
平成三十年六月二十七日
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日曜のざわめく駅の昼下がり白き夏服さりげなき君
平成三十年六月二十三日
21
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心象のピースを組めば君がいる一つ言葉をさがす街並み
平成三十年六月二十三日
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夏鳥のさえずる径を君とゆく遅きリラ咲く北国の杜
平成三十年六月二十三日
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夢ひとつ叶えど淋し夏至の夜青き吐息の六月の薔薇
平成三十年六月二十一日
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年輪を読みて我が身に重ねれば四半世紀も三寸の春
平成三十年五月三十日
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クラフト作家さんから、3月に伐っ...
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蒲公英の綿毛紡ぎて月を編む実らぬ恋も解くにとけない
平成三十年五月二十七日
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緑青の煉瓦庁舎の前庭に遅き春きて水鳥遊ぶ
平成三十年四月十七日
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