リクシアナさん
のうた一覧
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夜更けには何れも孤独の横たわるなおも淋しやさめた人肌
平成二十八年七月五日
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赤レンガ庁舎を背にし鈴ならす観光馬車で君とゆれてく
平成二十八年七月五日
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銀太2号が牽いています。
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「字が上手くなりますように」 短冊に書いた願いの未だ叶わず
平成二十八年七月四日
21
高望みなのか、努力不足か‥。
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その影も麗しきかな薔薇の花晴れるも降るも君はいとわず
平成二十八年七月四日
21
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樹木とて限りの年を思うらし主なき庭になる桜桃
平成二十八年七月四日
3
たくさん食べました。
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現世とは旅先なのか草まくら他生の縁の旅荷をほどく
平成二十八年七月三日
14
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背伸びせず身を寄せて這うカタバミの陽射しに笑うハートの三つ葉
平成二十八年七月三日
18
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雨すだれ重ねて翳む花のかげ籠れば淡き夢の移り香
平成二十八年七月二日
19
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丸き手の甲のえくぼよ真夏日の嫁ぎし君に初子生まるる
平成二十八年七月一日
22
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恋のまち札幌駅の南口常宿で聞く時計台の音
平成二十八年六月三十日
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コ―ヤさま、ごめんなさい。 詠...
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夕空に燕のつづる筆記体 自由の歌を君もうたうか
平成二十八年六月三十日
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朝霧のうずむ谷間の里にあり都の風を恋うる夏の日
平成二十八年六月二十九日
22
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白日の葉影かさねつ遅咲きの薔薇に色さす六月の暮れ
平成二十八年六月二十八日
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夕空に織りなす雲のマチエール描いては潰す画布のけだるさ
平成二十八年六月二十七日
16
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雨あがり水面にもどる翡翠色あさひに光る縮緬の波
平成二十八年六月二十七日
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満たされぬ未来の絵図に描いて消す短い夜の果てない荒野
平成二十八年六月二十六日
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白玉のつぶらな蕾ふくよかに憂いをほどくウツギの吐息
平成二十八年六月二十六日
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パレットの蓋の緩まぬ油壷おもいで放つ揮発油の影
平成二十八年六月二十五日
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ゆめごよみ日々に捲れど影もなく術なく馳せる思いの彼方
平成二十八年六月二十五日
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うつろいの陽射しに歪む青時雨はかなき虹のとける恋歌
平成二十八年六月二十五日
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